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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

藤沢の名スポット「江ノ島」の歴史について調べたらあるメッセージを思い出した件

2016.08.16 15:00



本日は、藤沢の誇る観光名所!江ノ島(本当の表記は江の島らしい)をご紹介!!



まずはWikipediaでその歴史を追っかけてみましょう。

江の島の歴史を追う旅。古くは江戸時代後期からスタート!

落語の大山詣りに見られるように、江戸時代後期には江戸庶民の行楽地として大山 - 江の島 - 鎌倉 - 金沢八景を結ぶ観光ルートが流行した。立て前は寺社参拝だが、景勝地や古蹟を訪ね、名物料理を味わい、名産を土産とするという側面が強くなってくる。江の島の風光は多くの浮世絵に描かれ、歌舞伎の舞台となるなど、広く知られるようになる。



観光ルート、けっこう歩きますね。

浮世絵や歌舞伎、日本の伝統芸能と江の島はつながっていたんですね。

明治になると江の島は更に観光地としての評判を高めていきます。

明治維新の廃仏毀釈(仏教駄目よ!寺壊すよ!っていう運動)により、与願寺は宗像三女神を祀る江島神社となり、宿坊は一般旅館へと転業した。1887年(明治20年)の鉄道開通、さらに1902年(明治35年)の江之島電氣鐵道の開通は江の島に多くの観光客を運ぶことになり、鎌倉まで全通すると、江の島、鎌倉を結ぶ観光ルートが確立し、修学旅行などで賑わうようになった。



その後震災が彼の地を襲いますが、

1929年(昭和4年)には小田急江ノ島線が開通。

神奈川県は湘南海岸一帯の国際観光地開発を目論み、

湘南遊歩道路(現・国道134号)の敷設をはじめ、インフラ整備が進められたといいます。



そして戦後の1947年(昭和22年)4月1日、

ようやく江の島は藤沢市になります!!(それまでは鎌倉郡片瀬町)。

藤沢市は江の島を一大観光地にしようと色々と手を打ちます。グッジョブ。

藤沢市と江ノ島鎌倉観光による江の島の観光地開発が本格化する。木造の江の島桟橋はコンクリート橋脚の「江の島弁天橋」となり、「江の島植物園」「平和塔」の建設が続いた。1959年(昭和34年)3月5日、藤沢市は米国マイアミビーチ市と姉妹都市提携を結び、「東洋のマイアミビーチ」という触れ込みで江の島・片瀬・鵠沼地区の観光開発に力を入れる。この年、江ノ島鎌倉観光は日本初の野外エスカレータ「江ノ島エスカー」を建設した。



東洋のマイアミビーチ!!!!!

江の島は、東京オリンピックではヨットの競技会場にもなり、

観光客数はピークを迎えます。



その後、岩屋の落石事故や閉鎖などで、

観光客は一時期減少しますが、その調査・整備の後、

1993年(平成5年)には有料観光施設として再開。

また、藤沢市による江の島植物園のリニューアル工事が行われ、

年間入場者数は、旧江の島植物園時代の20万人弱から50万人を超えるまでになりました。



ちなみに、外国人が多いのは昔からだった様子。

安政5年(1858年)の日米修好通商条約から1899年(明治32年)の日英通商航海条約発効までの間、横浜の外国人居留地に住む人々は、行動範囲を居留地から10里以内に制限されていた。その制限範囲内にあり、風光明媚で宿泊施設が整っていた江の島には、明治初期以来多くの外国人が訪れるようになった。







そして、江の島の特徴といえば、その豊かな自然。

島の上部は照葉樹林に覆われています(かながわの美林50選!)。

また、江の島には1979年(昭和54年) - 1991年(平成3年)の間、アメダスの観測点が置かれ、

当時の記録によると藤沢市内陸部に比べて気温は約1℃ほど高く、

これは周囲の海面温度の影響を受けるためであるそう。

さらに、イルカの群れが周辺に定着したこともあり、

極めて稀にだがクジラが沖に見られることもあるといいます。



ラプラスではなく、クジラを見つけに行くのもいいかもしれません。



来る2020年の東京オリンピックでは、

江の島はどんな使われ方をするのでしょうか。楽しみですね。






ここからは基本藤沢市に住む生徒たちへ。



かの吉田松陰は言いました。

「物事を知って死ぬのと知らずに死ぬのとでは違う」。



どんな場所にも歴史がある。

知っていても得にはならないし、

知らなくても損はしないかもしれないけれど、

どうせなら知らないより知っている方がいいと思うから。



当たり前の中に眠る物語を、

紐解いてワクワクと知識に出会おう。

語り継がれる壮大なストーリーの中に

隠された誰かの想いや考えに触れよう。

現代は必要な情報が数秒で簡単に手に入る時代。

そこでする遠回りは無駄なんかじゃなくて、君の幅になるんだよ。



せっかく多くの歴史に満ち溢れた藤沢市に住む君たちが、

どうか楽しみながら自分たちの生きる場所を学べますように。



そして、どんな場所にも未来がある。

歴史を活かすのはさ、君たちの世代かもしれないよ。



本日もHOMEにお越し頂き誠にありがとうございます。

晴れた日の散歩はとっても気持ちがいい。