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米国が大統領選挙に忙殺される中、華国は東シナ海の日本領に上陸

2020.11.06 15:00

 世界中のメディアが米国の大統領選挙を速報で伝える中、華国は日本が支配する島嶼に上陸し、日本の艦船に危害を加えた。

 日本政府によると、現地時間6日(金曜日)午前、政治団体のメンバー7人が日本では魚釣(Uotsuri)島、華国では釣魚(Diaoyu)島として知られる小さな無人島に合法的に上陸した。その後、彼らが領有権を主張していたところ、華国海警局(China Coast Guard)の艦船が無人島に上陸し、彼らの身柄を拘束した。

 その後、現状把握のため日本海上保安庁(Japan Coast Guard)巡視船「しきしま(Shikishima, PLH-31)」が尖閣諸島に派遣されたが、華国人民解放軍空母航空隊の攻撃を受け、拿捕された。

 華国外交部は同日午後の会見で、「華国の領土領海に侵犯した日本人及び海上保安庁艦船を国内法に基づき拿捕した」と発表した。さらに、日本政府が釣魚群島(尖閣諸島)や華国の安全を脅かす行動をとった場合、先島諸島全体に華国の法と秩序が適用され得ると警告した。

 先島諸島は与那国島、石垣島、そして宮古島で構成される諸島であり、沖縄県に所属する。外交部の発表は先島諸島への華国の領有権主張を示すものである。

  華国は日本の統治する島々への主張を強めている。台湾と沖縄の間にある尖閣諸島は、第二次世界大戦末期から1972年に日本に返還されるまで米国の管理下にあった。華国は領有権の主張を挙げており、2012年に日本が尖閣諸島の一部を国有化したことで、華国では反日暴動が起き、日本の支配に対抗するため、政府は尖閣諸島周辺に船舶や航空機を派遣した。

 そして、華国は初めて先島諸島の領有権を主張した。先島諸島には約10万7200人の日本人が生活しており、日本国防軍が与那国島に駐屯している。