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鉄道と刑法のはなし (NHK出版新書)本pdfダウンロード

2020.06.28 00:48

鉄道と刑法のはなし (NHK出版新書)

06/28/2020 09:48:51, , 和田 俊憲


鉄道と刑法のはなし (NHK出版新書)本pdfダウンロード

によって 和田 俊憲

3.5 5つ星のうち6 人の読者

ファイル名 : 鉄道と刑法のはなし-nhk出版新書.pdf

ファイルサイズ : 22.29 MB

内容紹介奇聞、逸聞を交えた豊富なエピソードで意外なつながりを鮮やかに描き出す!日本で最初の列車内殺人事件、アリバイを証明した切符、無免許・無許可の鉄道、判例にみる駅弁・駅そば・食堂車……。鉄道史に残る重大事件から身近に広がる軽犯罪までを、気鋭の刑法学者が縦横無尽に論じ尽くした前代未聞の「法鉄学」書が誕生! 全国のレールファンからサスペンスファンまで、幅広くおすすめしたい一冊▼はじめに――「法鉄学」のすすめ▼第一部 鉄道と刑法の深いつながり第一話 輝かしき鉄道刑法史の幕開け/第二話 旧刑法から新刑法への乗り換え――東海道線から眺めると/第三話 我が国初の列車内殺人事件と「瀬野八」/第四話 狙った列車は通過済み――切ない故意の物語/第五話 拡張を続ける「汽車」「電車」の世界/第六話 国鉄三大事件こぼれ話/第七話 テロリストは首都の鉄道を目指す▼第二部 身近に広がる鉄道事件第八話 キセル乗車と薩摩守/第九話 重宝される切符――硬券・補充券・周遊券/第十話 盗まれる鉄道/第十一話 走る犯行現場、犯行を防ぐ電車/第十二話 せまい日本そんなに急いでどこへ行く/第十三話 乗り入れなくていいのかしら――孤高の路線をめぐる犯罪/第十四話 判例にみる駅弁・駅そば・食堂車▼第三部 鉄道営業に隠された犯罪第十五話 罪を犯してでも開通させたい路線/第十六話 待てば賄賂の日和あり/第十七話 国家としての国鉄――警察が鉄道の一部だったころ/第十八話 「試される大地 北海道」の鉄道/第十九話 無免許・ 無許可の鉄道――戸籍なき路線の運命▼最終話 刑法の車窓から▼あとがき▼駅名索引内容(「BOOK」データベースより)鉄道史に残る重大事件から、鉄道営業の問題・不祥事や身辺に広がる軽犯罪まで。実際に起きたさまざまな事件のなかに、気鋭の刑法学者が鉄道と刑法の確かな結びつきを見出していく。奇聞・逸聞を交えた豊富なエピソードで、レールファンからサスペンスファンまでを幅広く紙上の旅へと誘う「法鉄学」書!著者について和田俊憲(わだ・としのり)1975年、東京都生まれ。慶應義塾大学法科大学院教授。東京大学法学部を卒業後、東京大学助手、北海道大学助教授などを経て現職。専門は刑事法学。時刻表検定1級。弁護士。共著に『クローズアップ刑法総論・各論』(成文堂)、『刑法演習ノート』(弘文堂)、『ひとりで学ぶ刑法』(有斐閣、近刊)など。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)和田/俊憲 1975年、東京都渋谷区生まれ。慶應義塾大学法科大学院教授。筑波大学附属駒場中・高等学校鉄道研究同好会・同研究部OB。東京大学法学部を卒業後、東京大学助手、北海道大学助教授などを経て現職。専門は刑事法学。時刻表検定1級。弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

以下は、鉄道と刑法のはなし (NHK出版新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。

私は特に鉄道ファンではないのだが、本書のタイトルを見たとき、思わず”面白そう!”と感じて衝動買いしたものである。カバー裏面には、「法鉄学」という新語?のキャッチフレーズも垣間見えるが、刑法学者である著者は「はじめに」において、鉄道が時刻表に従いレールの上のみを走行し「一次元的、線的である」特質と、法的思考、則ち判決文における証拠認定から論理と法的結論(判決)に至る過程もまた同様だとして、本著の動機を理由付けている。私は鉄道音痴?であるから、その当否は別論として、本著は鉄道と刑法(関係法令)及び判例の歴史に、鉄道ファンの視点からのエッセンスを加えた構成となっている。法的考察や判例・事件背景及び法律概念については、一般読者を意識して簡単な説明も付されている。ただ取り扱っている個別事件や判例は、およそ刑法各論等で著名な論点・争点となるものも少なくなく、法学部学生辺りが中心対象だろう。勿論個別の解説は簡潔なので、大学院生あたりでも種々の論点と反対説(弁護側主張の論理妥当性)を自己考察する上で意義があろう。本著は一見すると、鉄道関連事件を鉄道ファンの視点で抽出しかつ一般読者を排除する体裁ではない印象があるが、取り上げられた事件の判決や背景には刑法学的な意義のあるものが多い。このあたりは、やはり法科大学院で教鞭をとる著者の特徴と推察する。また私鉄特急料金訴訟(最判平1.4.13)や成田新幹線訴訟(最判昭53.12.8)等も鉄道関係だが、行政事件なので当然扱われていない。内容要点を紹介すると、抽象的危険犯と錯誤論の限界事例、無印公文書偽造、汽車の解釈(ガソリンカー事件)、中止犯の任意性、三鷹事件(刑法126条の解釈)、新宿騒乱事件、キセル乗車と詐欺、窃盗の着手、列車における占有と占有離脱物、信用毀損罪と偽計業務妨害(観念的競合か?罰条ないし包括一罪か?)、鉄道事業の贈収賄など、法学を学ぶ者にとってはより深い考察の機会となろうし、一般読者でも事件概要を知るのは有意義だろう。以上のように書くと堅苦しい印象を与えるが、事件背景や判決に伴うエピソードが織り込まれており一般読者が法的意義を字面以上に意識する必要はない。特に興味を引いたのは、京王井の頭線が相互乗り入れのない「完全に孤立した」鉄道であること、駅弁の起源はおにぎりであることから、コンビニ弁当は「駅弁」なのか?などという考察である。総合的に鉄道か刑法学か中途半端な感も否めないが、この分量と価格からは贅沢な望みか。