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われらをめぐる海 (ハヤカワ文庫 NF (5))本無料ダウンロードpdf

2020.06.29 07:28

われらをめぐる海 (ハヤカワ文庫 NF (5))

06/29/2020 16:28:14, , レイチェル・カースン


われらをめぐる海 (ハヤカワ文庫 NF (5))本無料ダウンロードpdf

によって レイチェル・カースン

3.9 5つ星のうち17 人の読者

ファイル名 : われらをめぐる海-ハヤカワ文庫-nf-5.pdf

ファイルサイズ : 29.64 MB

眼下に果てしなく広がる海は、破壊者でありながら創造者でもあるというパラドクスを包含し、二〇億年あるいは三〇億年の昔から〝生命の母〟であり続けてきた。その起源から海中の山谷、噴火とともに生まれる島、海流、潮汐といった海の諸相と魅力を、大きな時空間的視野をもって具体的かつ詩的に語る海のバイブル。

以下は、われらをめぐる海 (ハヤカワ文庫 NF (5))に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。

収拾の目途も立たず海洋汚染を続けている原因国の一人として今だからこそ開いてみるべきではないかと手にしてみた一冊。今改めて振り返れば間違いなく四方の海の恩恵があればこそ日本國は万世一系の国体を護持出来てきたことも感謝の念を持って振り返るべき時ではなかろうか。我々世代はいかに子や孫や、さらにその先の子々孫々に対し取り返しのつかぬ負の遺産を残してしまったのだろう。人間だけでなく、家畜だけでなく、物言わぬ木々植物たち、昆虫たち、そして海洋生物たち、全ての生命に対しなんということをしでかしてしまったのか、背筋が寒くなる。しかし間違いない事実として、その何も言わぬ自然がいつかは人知を超える力で癒し、治しててくれるという天の理も感謝と慈しむ気持ちと恥ずる心を持ち今慈しむ心で感じ取るべきでなかろうか。もしそのように感じられないとするのなら、毎日が我欲、我利で振り回されている哀れな魂なのかもしれない。『堆積物は、一種の地球叙事詩である。(中略)地球の歴史のなかの劇的な、あるいは破局的な事件-たとえば火山の噴火や、氷河の消長、砂漠地帯の荒涼たる乾燥や押し流す洪水の破壊などは、いずれもその足あとを堆積物の中に遺しているのである。』114ページより引用何万年後かの人類の子孫が地球自体へ刻まれた記録として2011年3月の層を見て果たしてどう思いを馳せるだろう。きっと『コントロールをできないものをコントロールしようとした不遜な時代』と銘するのではなかろうか。恥じ入るばかり。『異国の種を輸入することによって、自然のバランスを破ってしまう人間の風習の多くは、それにつづく不幸な出来事への連鎖への無知からなされたものである。』145ページより引用放射性ヨウ素半減期は8日だそうだが、原爆の材料であるプルトニウム239は2万4千年、ウラン238は45億年。そういった単位でないと元には戻せない異国の種と表現できるであろう”神の火”に手を出してしまったのだ、我々の時代は。詩のようなリズム感で悠久の海の役割と優しさと深さと畏れに、たおやかに誘い感銘を与えてくれた一冊。海流は七つの海を巡回し、表層から深層へ巡回し、マリンスノーと共に堆積物の層の中に確実に今日本で起きている想定外の災害を音もたてず静かに歴史として記録していく悲しさ。