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大阪大学男子ラクロス部

4回生G 入船祐太郎

2020.11.07 03:00

自分のせいで負けた試合は数多あっても、自分のおかげで勝てたと言われた試合はないと考える。


それは自分がゴーリーだからであったり、ネガティブな思考をしているからであったりという訳ではない。技術もさることながら、それ以上に何においても人間的な必死さが欠けすぎている。


四年間を通して、自分は常にできない理由を探してしまっていたように思う。○○する、○○したい、ではなく、○○だからできない、○○だからしない、だからしょうがない、という発言が顕著で、下手糞なことを正当化しようとすることには必死だった。また、そのような観点では他人のせいにすることも比較的得意だと思う。阿保である。


気づいたのは立命戦の前で、遅すぎたと思う。手遅れだったかもしれないが、それでも必死さをテーマに努力はした。少しだけ改善の兆しが見えていたと思うし、練習試合も頑張れていた。交流戦が始まって開幕説は出る幕がなかったが、前節の大教戦で結果を残そうと、引き続き努力した。


でも負けた。試合の流れを決めた失点をしてしまった。あと10センチ下にクロスを下げていれば止めれていただろう。自分が試合に向けて努力していたはずの必死さがあれば試合は変わっていたかもしれなかった。


もっともっと必死に真摯に向き合わなければならない。四年目にしてやっとという遅さはあるが、それは今気にすることではない。幸いなことに、最終戦まで約一か月あるから、一つ一つに気を緩めずに集中して臨める。間に練習試合やBリーグもあるから各段階で確認もできる。


一球も気を緩めずにやる。最終節出る幕がなくても練習で寄与することはできるのだからそこに捧げられれば良い。


それでもって勝ちたい。自分とチームの為に。

27期でここまでやってこれてよかったと思う。自分という卑屈な存在がここまで淘汰されずにやってこれたのはこの学年であることが大きいし、そこに感謝しかない。楽しみながらラクロスをできた。先輩方を含め本当に恵まれた環境の中でやってこれたことは幸せである。


それに報いるべき行動をとりたい。必死に、死に物狂いで。



次はマブダチのさわつばしです。