『イタリアワイン通信講座』で私らしく学ぶ
1.イタリア通信講座との出会い
新型コロナウィルスは日常生活を一変させました。たとえば海外旅行を中止したという方もたくさんいることでしょう。わたしもそのうちの一人で、計画していたイタリア旅行を断念することとなったのです。「旅はリアルな情報を得る絶好の機会」と楽しみにしていたのでひどく落胆したものです。そんな中、学びのチャンスを見つけたいと模索し、出会ったのがVino HAYASHIの「イタリアワイン通信講座」だったのです。
2.大人になっても学び続けたい
日本における社会人の1日当たりの勉強平均時間はたったの6分とか。これは先進国の中で低水準です。さらに興味深いデータがあります。勉強時間と年収には一定の相関関係があり、高所得者ほど学習意欲が旺盛で、その時間が長いというものです。勉強というとすぐに資格取得が考えられがちなもの。しかし実際は語学、音楽、心理学など人生を豊かに生きるための学びが注目されているのです。その中でも一目を置かれているのがワインなのです。
3. なぜイタリアなのか
はじめてワインを学ぶ方にはイタリアはうってつけです。なぜなら観光、芸術、ファッション、食事、ライフスタイルとイメージが湧きやすく、興味のある分野からアプローチすることができるからです。すでにワインを学んだことがある人も虜になること間違いないでしょう。なぜならイタリアには独特の世界観があるからです。多様なテロワール、おびただしい数のブドウ品種、伝統と最新技術がせめぎ合うワイン造りなどイタリアを知るにはフランスとは異なる別の「ものさし」が必要になるため、飽くることなく探求することが出来るからです。
4. ついに届いた通信講座
さっそく届いた初回テキストは26ページもあり本格的です。12ヶ月におよぶカリュキュラムを通じてイタリア20州を学べるだけでなく、栽培、醸造、貯蔵、テイスティング、料理との相性をじっくり学べるように構成されています。その充実ぶりはワインスクール並みです。嬉しいのは高級グラス「ショット・ツヴィーゼル」が4脚プレゼントされること。このグラスは世界ソムリエコンクールでも使用されたことのある実力派で、これからのワインライフへの期待値が一気に高まります。
5. 知的好奇心くすぐるテキスト
「とにかく次号が待ち遠しい」。まるで子供のころに定期購読していた学習本を待ちわびるような気持ちです。息を呑むような美しい写真と躍動感あふれる文章は入念な現地取材の賜物でしょう。話題はサッカー、音楽、車にまで及び、ワイン講師でも「知らなかった」ということが紹介されています。たとえば「三浦知良さんってジェノヴァでサッカーしてたんだよ」と誰かに話したくなる小ネタも。
なかでも気に入っているのがワインの産地をイラスト化した地図です。そのエリアの観光スポットや食材まで一望でき、旅をしているような気分に浸れるからです。楽しいだけでなくDOCG/DOCの境界線も分かりやすくデザインされていて実用性も抜群。たとえばこれまでは「複雑難解」と苦手意識を持っていたピエモンテ州のDOCG/DOC一目瞭然です。極めつけはQRコードを読み取れば会員専用の動画にもアクセスできること。「百聞は一見に如かず」、動画の完成度の高さに圧巻されます。
6. カリキュラムと連動した厳選ワイン
毎月カリキュラムと連動した4000円前後のワインが2本届けられます。この価格帯は「プレミアム」とされ、なおかつ一番面白いワインに出会えるのをご存知でしょうか。理由は選択の幅が3000円台より広がるだけでなく、このレンジまでくれば、造り手の思想やテロワールの個性が反映されたワインがたくさんあるからです。もしショップに行って自分で選ぶなら、優れた「目利き」がなければがっかりすることもあるかもしれません。しかしこの通信講座ではそういった心配は一切無用です。なぜならVino HAYASHIはイタリアワインに精通したインポーターで、そのセレクトには定評があるからです。なかには現地コネクションによって入荷が実現した貴重なものも含まれます。
(第1回目はスキアーヴァとソーヴィニヨン。入手困難なワインにうっとり)
7.いくつになっても勉強は愉しい
「Never too late(なにごとにも始めるのにおそすぎることはない)」との言葉の通り、勉強は何歳になって始めても楽しいものです。とくにワインを通じて知的好奇心を満たすことができるのは、まさに大人の贅沢。12回の講座が終わるころには、初めての方は基礎知識が身につき、上級者はイタリア通になっていること間違いないでしょう。入門者を愉しませ、玄人を唸らせるカリキュラムは、まさにわたしが探していた理想の「学びの場」となっています。「自分のペースでワインを学んでみたい」ともし思ったならば、ぜひこの「イタリアワイン通信講座」に飛び込んでみてください。きっと愉しくて、美味しくて、もっとワインが好きになることでしょう。
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