植物のパワーで辛い二日酔いを解消!
2016.08.19 04:00
つい飲みすぎてしまって、朝起きたら二日酔いになっていると会社に行くのも辛いですね。
そんな時は植物の力を借りて解消しましょう。
吐き気、胃もたれと肝臓のケアに分けてハーブを紹介します。
吐き気、胃もたれに
◆ペパーミント[ハーブ・精油]
爽やかな香りのもととなる精油成分「エル-メントール」には賦活作用があり、また、粘液に付着しやすいため二日酔いで胃粘膜の調子が悪いときのケアにぴったりです。
さらに、フラボノイド(アピゲニン)の鎮静・鎮痙作用もあるため、賦活作用で気分がリフレッシュした後に、ゆっくりリラックスさせてくれるのです。このように絶妙のバランス特性があるのは植物ならではです。
精油を2~3滴ティッシュに垂らして、深呼吸するのもお勧めです。
◆リンデン(菩提樹)[ハーブ]
フラボノイド配糖体による発汗、利尿作用に加え、消化促進作用もあるので胃をラクにしてくれます。ペパーミントとのブレンドがお勧めです。
アルコール分解で疲弊した肝臓のケアに
◆ダンディライオン(西洋タンポポ)[ハーブ]
苦味質(タラキサシン)やイヌリンという成分によって、強肝、利胆、緩下作用があり、肝臓を強化してくれます。
豆乳やミルクと合わせて飲むと、まろやかな味になるのでお勧めです。
ダンディライオンは世界各地の伝統医学で自然薬として用いられてきた長い歴史をもちます。日本でも、「ノンカフェインのヘルシーコーヒー」として自然志向や妊婦さんに人気です。