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PRは今後さらに需要が高まるスキル。PR力を身につけてさまざまな働き方が実現可能に〜第5期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第1回レポート〜

2020.11.09 06:00

こんにちは、広報・PR プランナー&PR ライター養成講座 第5期生の田崎愛です。本職は会社員をしています。今後を見据えて「スキルとして強みを身につけたい」「時間と場所をえらばない働き方をしたい」、そう考えていたときに出会った当講座。

講座告知分には「PRライティングの基本と実践が学べる」「理想のキャリア実現」と記載されており、自分のなりたい姿や環境に近づくヒントを得られるかもしれない!とワクワクしながら、開始を心待ちにしていました。


第1回ではPRの基礎知識や広告とのちがいなど基本的な内容について、受講生同士意見交換をしながら学びました。今回はそのなかからPRとは何なのか、なぜ理想のキャリアが実現可能なのか、についてお届けします。


そもそもPRとは?なぜファン作りともいわれているの?

私自身、PRの存在を知る以前はPR=アピールだと思っていましたが、実際にはそうではないのです。

PRとはPublic Relationsの略であり、すべてのステークホルダー(お客さま、社員、委託先、株主、社会など、自社に関わるすべての人たち)と良好な関係構築をはぐくむことで、ビジネスとして発展させること考え方を指し、かなりわかりやすくいうとファン作りとも表現されるようです。


お客さまに満足していただき、リピート購入や口コミでひろがることがPRのよい成果と言われる1つの例。商品がたくさん売れたとしても、過大な表現をして購入者側の期待とギャップが生まれてしまうと、それはPRの考え方として成功ではないということ。

信頼構築したうえでビジネスへつなげる、という基本の考え方を知り、「ファン作り」とも表現されていることに納得です。


「PR」と「広告」の違いとは?なぜPR視点が求められているの?

PRと広告の大きな違いは第3者視点・客観性にある、と言われています。

とくにメディアリレーションズにおいては、広告とは、企業が枠を購入し、一般常識の範囲内で自由に表現や発信ができるもの。

PRとは枠を購入するのではなく、自身が発信したものに、第3者であるマスメディアの方々に賛同していただき、記事や番組内で取り上げていただくことを目指すこと、という違いがあります。


いま、企業が世の中へ情報をお届けするときにPR視点が求められている理由は、ウェブ広告に抵抗感を持つ人が増え、第3者によって紹介されるPRに信頼が高まるといわれているからなのです。テレビや新聞を見る人が減ったことも大きな要因です。

もちろん広告にもよい面があるのですが、それだけでは伝えられないストーリーを様々な手法を組み合わせて誠実にコミュニケーションを図ることが求められていると学びました。


PR力を身につけることで多様な働き方が可能な時代へ

では、PR担当者はどのようなツールを使用して世の中とコミュニケーションを図るのでしょうか。

オンラインではプレスリリース配信、オウンドメディア、SNS、メルマガ、動画など。オフラインだと店舗、展示会、イベント、チラシなど。

PR施策に活用できるツールは多岐にわたり、企業のPR担当者の方は幅広く手がけなければならないのです。そのため自社の中では担いきれず、PRプランナーやPRライターへ外注することがますます増えてきている、と講師の山崎春奈さんはお話されています。


このような流れから、PR視点を備えている人の需要は高まっていますし、業種を問わず強みになるのです。また、フリーランスや複業、在宅でオンラインなど、多様な働き方に対応できる可能性を感じています。


第1回を終えて

PR初心者の私にとって、講座でのお話は新鮮であっという間に第1回が終了しました。4時間の講座の中では受講生同士が双方向にやりとりする場が多いのですが、講座時間外でも発信する場を設けてくださり、少しずつPRの基礎知識がインストールされていくのを体感しています。

想いをことばで表現することが好きな私にとって、PR視点を持っていれば、職だけに限らず日常もゆたかにできるはず!とさまざまな可能性を感じています。

PR知識をスキルとして身につけるためにも、第2回め以降も楽しみながら積極的にアウトプットしてまいります。

(執筆:PRライター 田崎愛)