《独占インタビュー》俳優ビョンホンのSTAY HOME。「お元気ですか?逢いたいです」
俳優ビョンホンはSTAY HOME期間をどのように過ごしたのでしょうか?
おススメ韓国ドラマやOST、初めて買ったCDは? 最新よく聴いている曲やおすすめYouTubeチャンネルなど、近況をインタビューしました。
ビョンホンのことをもっと深く理解するために、発言の中に出てきた作品名など、巻末に注釈を付けましたのでそちらもお楽しみください。
◆STAY HOME期間、家でどのように時間を過ごされましたか?
ビョンホン:家族旅行も行って、犬達と時間も過ごして、Netflixでドラマや映画を見ながら演技の勉強をして過ごしました!
◆ドラマ「梨泰院クラス」や「愛の不時着」が日本でとても人気があります。“これは見てほしい“というオススメのドラマを教えてください。
ビョンホン:少し前に始まった「九尾狐伝(구미호뎐)」(*1)というドラマがオススメです!
◆韓国ドラマで好きなOSTの曲を紹介してください。
ビョンホン:Sunny Hill(써니힐)の「두근두근」。ドラマ「最高の愛(최고의 사랑)」(*2)の OSTです。僕がこのドラマをとても好きでしたし、この歌を聴くとドラマの感情を思い出して私も一緒にドキドキします。
◆韓国ドラマの主人公で好きなキャラクターの役割はありますか?
ビョンホン:ドラマ「犬とオオカミの時間(개와 늑대의 시간)」(*3)でイ・ジュンギ先輩がされた役割を思い出しますね。僕が本当に愛して大事にしたキャラクターでした。もちろんドラマも本当にとても悲しくて面白かったです。
(オリジナル・サウンドトラック「犬とオオカミの時間」ジャケットより)
◆初めて買ったCD、または音源ダウンロードした曲は?
ビョンホン:初めて買ったCDはWonder Girls先輩達の「SO HOT」(*4)アルバムでした!
◆最近よく聴く曲は?
ビョンホン:楽童ミュージシャンの「Be with you」(*5)という曲をよく聴きます。秋と似合う歌のようです。
◆オススメのYouTubeチャンネルがあったら教えてください。
ビョンホン:僕がYouTubeを少し前に始めました。僕のYouTube(*6)をたくさん愛してください。
◆最近の個人的ニュースはありますか?
ビョンホン:日本のファンの方々と一緒にできるオンラインファンミーティングを企画しています!とても会いたいです!(*7)
◆日本のファンの方々にメッセージをお願いします。
ビョンホン:お元気ですか?いつも感謝する気持ちで一生懸命過ごしているので僕達が会うその日まで健康でいてください!僕も健康に過ごします。逢いたいですし、愛しています。
「映画『絶壁の上のトランペット』(*8)でみなさんにお会いしたことがありますが
またもう一度日本でいい作品に出会いたいです。(皆さんに)逢いたいです」
*1 イ・ドンウク主演ドラマ「九尾狐伝(구미호뎐)」は2020年10月7日、韓国tvNでスタート。都市に定着した九尾狐(イ・ドンウク)と彼を追うプロデューサー(チョ・ボア)のファンタジーアクションロマンス。OSTも話題!
*2 MBC「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」(2011年)は、トップスターとガールズグループ出身の落ち目の女優のラブストーリー。人気絶頂のトップスターをチャ・スンウォン、アイドルグループでデビューしたが、今では落ちぶれた女優をコン・ヒョジンを演じ、劇中のアイドルグループ「国宝少女」はアルバムを出すほどの人気に!
「主君の太陽」「美男〈イケメン〉ですね」などの売れっ子No.1脚本家ホン姉妹による作品は、最高視聴率23.7%を記録し大ヒット!
*3 MBC「犬とオオカミの時間」(2007年)
幼いころに母親を殺された男が復讐を誓い犯罪組織に潜入。彼を待ち受ける過酷な運命、そして愛に翻弄される!
キャスト:イ・ジュンギ、ナム・サンミ、チョン・ギョンホ、
*4 WONDER GIRL 2ndシングル「So Hot」2008年6月3日リリース。
収録曲:So Hot、This Time、You're Out、Tell Me (Rap Ver.)
*5楽童ミュージシャンの「Be with you」は、SBS「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」(2016年)のOSTとして話題に。
ひょんなことから高麗時代にタイムスリップしたヒロイン(IU)が、8人の皇子たちと繰り広げる恋の行方を描く物語。
キャスト:イ・ジュンギ、IU、カン・ハヌル、ホン・ジョンヒョン、ナム・ジュヒョク、EXO ベクヒョン、ジス
*6 「BYUNG HUN병헌」 2020年9月12日スタート!
*7 「BYUNGHUN PREMIUM ONLINE FANMEETING 2020」
2020年11月21日(土)開催。
詳細▼
http://www.jsljapan.jp/bbs/board.php?bo_table=news&wr_id=143
*8 KpopStarzは2016年9月、映画「絶壁の上のトランペット」のプロモーション来日時にビョンホンの独占インタビューを行いました。今回、当時の記事を復刻掲載いたします。
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《復刻版・撮り下ろし&独占インタビュー》
映画「絶壁の上のトランペット」でスクリーンデビュー!「まだ自分の顔がクローズアップされたスクリーンを観る心の準備が出来ていません(笑)」
9月17日公開映画「絶壁の上のトランペット」に出演しているビョンホン。
東京で写真を学ぶ女子大生アオイ(桜庭ななみ)は心臓移植という大きな手術を受け、療養のため叔父の住む沖縄の小さな島を訪れた。ちょうど夏の祭りが始まる頃。ポラロイドカメラを手に海岸を散策するアオイの耳に、微かなトランペットの音色が届く。引き寄せられるように向かった先には、繊細に動く長くて白い指先とその隙間から輝く金色の夕陽。指の動きに合わせて生まれる音が、絶壁の向こうの海へと広がっていた--------。
絶壁の上でトランペットを吹いていた青年ZIOを演じたのがビョンホン。本作がスクリーンデビューとなるビョンホンの独占インタビューをお届けします。
◆今回、ビョンホンさんが演じたZIOという役について、どういう役で、ご自身とどんな共通点があるかを教えてください。
ビョンホン:ZIOというのは、この映画の中で、すごく気になる存在なんですよね。映画を観た皆さんが、このZIOってどういう人なんだろう?って気になる…気になるようにさせてくれる存在だと思います。僕とちょっと違ったところがありますね。それは、映画の中のZIOは、すごく口数が多いというか、たくさん話すんですけど、僕は、普段は口数が少ないです(笑)。
◆ZIOの印象的なシーンについてうかがいます。まずは「アオイ(桜庭ななみ)との自転車の二人乗り」。
ビョンホン:あのシーンは、撮影をしているって感じが全然しなくて、自然の中を散歩している感じで、すごく良かったです!
◆「崖の上でトランペットを吹いているシーン」。風が強そうでしたね。
ビョンホン:はい。ホントにホントに怖かったです!死ぬかもしれないっていう状況だったんですが、頑張りたい!と思って、崖の上まで登りました。
◆ZIOはアオイに「料理」も作っていましたよね。
ビョンホン:はい。
◆ビョンホンさん、料理は…?
ビョンホン:僕は普段から料理は出来ないんですけど、劇中では僕が料理が上手そうに見えたので、良かったです!(笑)
◆ビョンホンさんはヴァイオリンを弾きますよね。今回ZIOは「トランペット」を吹きますが、いかがでしたか?
ビョンホン:ピアノとヴァイオリンは子供の頃から習っていたから出来るんですけど、今回トランペットは、事前に少ししか練習する時間がなかったので、下手なんですよ。もう…ホント下手ですよね。
◆この作品、ZIOのアップがものすごく多いと思いました!完成した作品を観て、どう思いましたか?
ビョンホン:ふふっ(笑)。まだ実は映画館のスクリーンでは完成作品を観ていないんです。だから僕、まだ自分の顔がクローズアップされたスクリーンを観る心の準備が出来ていません。怖いなぁ(笑)。
◆映画館で観たファンは、ビョンホンさんに見つめられて、直接言われているような気持ちになって、ドキドキすると思います。
ビョンホン:そうかもしれないですね(テレ笑い)。
◆劇中で気に入っているセリフはありますか?
ビョンホン:撮影をしていたのが1年前なので、なかなか今セリフが蘇らないんですけど、個人的には「おじーちゃん!」って、おじいちゃんに話す時が、すごく心があたたかくなりました。
◆「おじーちゃん!もうすぐ夏祭りだね。今度の夏祭りは僕と一緒に行ってくれない?絶対一緒に行こう!」ってシーンですか?
ビョンホン:そうです!好きなシーンですね。
◆ZIOは日本語のセリフが多くて、大変だったんじゃないですか?
ビョンホン:ホントーに!大変でした。だから、それと同じくらい悩みも大きくて、果たして僕が出来るだろうか?って、すごく悩みました。
◆ZIOの行動で1つ気になっているところがあるんですけど。ZIOはアオイの前に現われましたが、なぜ、付き合ってた彼女には逢いに行かなかったんでしょうか?それが気になりました。
ビョンホン:あぁ~!そうですよね!たぶん僕だったら、付き合ってた彼女に会いに行ったと思うんですけど・・・映画ですから(笑)。
◆(笑)。では、映画の舞台、石垣島の思い出などありますか?
ビョンホン:ホントに僕、お話したいんですけど、1年前のことなので、記憶が完全に飛んじゃってるんですよね。思い出せなくてごめんなさい。
◆この1年、めっちゃ忙しかったってことですね。
ビョンホン:はい、忙しく過ごしていました。
◆ということは、共演者と、今回の舞台挨拶が、久しぶりの再会だったんですか?
ビョンホン:はい、1年振りの再会です。ちょっとギコチない感じです(笑)。
◆最後に、映画「絶壁の上のトランペット」をこれから観ようかなと思ってる人たちへメッセージを。
ビョンホン:ビョンホンとして一番最初の個人活動を、このように日本でスタートすることが出来たので、たくさんの関心を寄せてください。そして、この映画は心温まる作品なので、たくさん愛してください。映画について、たくさん拡散して、噂を広めてください!
(photo&text:Kiyori Matsumoto)