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【生薬の不思議な話 ツワブキ編】

2020.11.10 09:00

あ~たろうか、あたろうよ~、北風ぴーぷー吹いている~♪

最近肌にあたる風が冷たく感じるなと思っていましたが、それもそのはず、11月7日から二十四節季でいう「立冬(りっとう)」に入り、暦の上では、いよいよ「冬」がやってくる季節ですものね。

本格的な冬はまだ先にはなりますが、このころから「木枯らし1号」が吹き始め、徐々に気温が下がって本格的な冬に向かっていきます。

「木枯らし1号」は、関東と関西で若干条件が異なりますが、定められた期間中に、気圧配置や風向、風速がすべて条件に当てはまった時に、気象庁が認定するそうです。

今年は関東地方で11月4日に「木枯らし1号」が発表されました。

昨年と一昨年は1号の発表かありませんでしたので3年ぶりとなるのだそうです。

今日は、そんな季節に花を咲かせる数少ない植物のひとつ、ツワブキについてのお話です。

ツワブキは、本州中南部から九州にかけての海岸沿いに分布する常緑多年草です。

晩秋から冬にかけて、菊に似た一重の黄色い花をつけます。

葉がフキに似て艶があるので「艶蕗(つやぶき)」、あるいは葉に厚みがあるので「厚葉蕗(あつはぶき)」からこの名が起こったとも言われています。

ツワブキの根茎を乾燥したものを生薬「橐吾(タクゴ)」といい、健胃、食あたり、下痢に利用されています。

また、葉を火にあぶってから細かく刻んで、打撲、湿疹、火傷、切り傷などに外用としても用います。

花も葉も美しく、花が少ない冬に開花するので、観賞用として公園や庭によく植えられています。

見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

身近な植物の意外な話、まだまだたくさんありそうです。

これからもご紹介していきますね♪