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清華社通信

王主席が緊急に行なったテレビ演説全文

2020.11.09 08:19

 国民の皆様、偉大なる人民解放軍の兵士諸君、全党員に対し、私は今日重要な判断を下したことについて、自ら伝えます。


 全国人民代表大会常務委員会は今日昼頃、国防動員法・国防交通条例・民用船舶動員法などの、戦時に関する全ての法令が実行に移されるべき状況にあると判断し、これらを実行を明日付けで正式に決定しました。


 我が国や海外にいる清華人民共和国国籍を有する市民は全て、この法令に従い、清華の来るべき戦時に備えなければなりません。清華人民共和国の船籍を有する全ての民用船は、日頃の訓練の通り人民解放軍との協力体制を整えなければなりません。陸海空路の交通網は全て国家の非常時の方式に統制されます。今国内にいる外国人は一定時間の間に速やかな退去が勧められることでしょう。国内にある民用品などの製造ラインの一部は、事前の通知に基づき国防生産体制に移行されます。


 今回の決定により、国民の皆様には多大なる不便をかけることになるでしょう。しかし、万が一このまま情勢が悪化し、我が国の主権と財産、法と秩序が一部の侵略国に脅かされる事態になった場合、我々の持てる力を動員し、その状況を打破しなければなりません。そのためには、そのような事態になる前から我々が準備を整えなければならないのです。

 中華はこの4000年の歴史の間、常に偉大なる発展を遂げてきました。特に70年前、新中華建国に繋がった反ファシズム戦争の勝利は民族の偉大なる歴史として刻まれています。この偉大なる勝利の記憶は必ずや来るべき戦時に対しても、中華民族のプライドとして有益に働くことでしょう。


 他方、現在外交部や連合機構大使などは紛争回避の為に努力を重ねています。我々も不要な戦争は望んでおらず、平和的解決と国際協調こそが求められています。しかしそれでも、相手が自らの利権拡大に固執し、法と秩序に挑戦する姿勢を変えない場合、我々は然るべき国際通告をその相手に発し、中華の権益と法と秩序、中華民族を守る為に実力を行使することでしょう。