赤外線で美味しいくらし
焼き芋の季節になりました。
この頃の流行はねっとり系ですが、昔ながらのホクホクも好きです。皮の周りがコリッと焼けていて、中心はしっとり緑がかったくらいに黄金色の…あぁ…。
石焼や炭火焼は、赤外線の効果でお芋もお肉も美味しくするのだとか。
コロナ禍で、非接触型の熱感知システムにお目にかかることが増えました。
おなじみのサーモグラフィーは、熱を持つ人やものが発する赤外線を検知し、温度を色で表示させる仕組みです。
熱が高いほど赤外線は強く、熱が低いと赤外線は弱くなります。ちなみに赤外線の放射量は、物体の温度の4乗に比例して大きくなるそうです。
私たちはみんな自然に赤外線を放射しているんですね!
いい赤外線を放射している人は、側にいるだけでこちらも美味しくなれそうです。
赤外線は直接熱として作用するのではなく、細胞と共振して発熱します。
先日の投稿のときはガーくんを手に乗せると34℃でしたが、いつも施術を受けてくださる方によると、「そんなもんじゃない!!」と仰る。手の熱だけではなく、赤外線のような放射エネルギーの作用もあって、クライアントさん自身の細胞が発熱していると考えると納得です。
不具合の場所は、回復するエネルギーが欠乏しています。熱が生まれれば毛細血管は拡張し、血液の循環が活性化します。細胞へ酸素や栄養が届くようになるので、新陳代謝が上がり、組織を再生する力が高まります。
また、遠赤外線には、異常興奮を起こした知覚細胞を抑制したり、自律神経の機能を調整する効果もあると言われています。疲労回復や冷え性、肩こり腰痛などに効果があるとする治療器がたくさんありますものね。
おすすめした「カイロで熱を得る」ことも助けになりますが、あくまでも大切なのは自力で熱を作れること。
人の手や文明のサポートももらいながら、熱の作れる体、いいエネルギーを放射する人になりたいですね。
美味しく育て合いましょう。