Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

"EXO’luXion-CONCERT PHOTOBOOK インタビュー訳" シウミン編

2016.08.20 09:38



XIUMIN


×


Q&A




アーティストと観客がお互いに没頭しあう、これぞ「交感」だ。アーティストの些細な表情とジェスチャーに観客席がざわめき、観客の声援をアーティストが一身に感じるとき、本物のフェスティバルが開幕する。







_EXO PLANET #2 The EXO'luXionを無事に終えた感想は?

シウミン:EXO PLANET #2 The EXO'luXionはEXOを一段上へと成長させてくれたコンサートだったように思います。公演の面白さに気づかせてくれたコンサートでもあったし。敢えて僕たちの限界値を超えるコンサートだったともいえるでしょう。EXO PLANET #2 The EXO'luXionを成功のうちに終えることができて自然と誇りを持つことができました。でも、今回のコンサートが大満足だった分つぎのコンサートに対する重圧が大きくなっちゃって。「次のコンサートではさらにアプグレードした姿を披露したいけどできるかな…」という気持ちが芽生えました。最近は「観客が体感できるほどの飛躍的な成長は果たしてできるのか」という悩みでいっぱいです。



_EXO PLANET #2 The EXO'luXionは1stコンサートとどう違うのでしょうか?

シウミン:EXO PLANET #1 THE LOST PLANETコンサートを通して「コンサートとはこういうものなんだな」というのを学びました。今回のEXO PLANET #2 The EXO'luXionコンサートでは、「コンサートを牽引しているのは僕たちなんだな」と。「牽引した」というより「楽しんだ」というほうが合っているかもしれませんが。なんといっても観客と交感しながら感じた楽しさが大きかったです。


_東京ドーム公演とEXO PLANET #2 The EXO'luXion [dot]で単独スポットライトステージを見せてくれましたが自らにどんな変化がありましたか?

シウミン: EXO PLANET #2 The EXO'luXionを44公演行いましたよね。30公演目くらいからステージに対する自信がついたんです。知らず知らずのうちに自分だけのステージを見てもらいたい気持ちが出てきました。それで演出家に相談したところ幸いにも単独スポットライトステージをできることになったんです。今回、僕シウミンはEXO PLANET #2 The EXO'luXionでの単独スポットライトステージを通して今まで持っていたソロステージに対するプレッシャーを振り払うことができました。



_EXO PLANET #2 The EXO'luXion [dot]ではセクシーパフォーマンスを見せてくれたのがとても印象的でしたが、シウミンさんが提案したコンセプトだと聞きました。

シウミン:ツアーのなかで、東京での単独スポットライトステージはシムジェウォン演出家が提案をしてくれましたが、 EXO PLANET #2 The EXO'luXion [dot]のパフォーマンスは僕が演出家にステージについてのアイデアを出しました。'Drop That'ではパワフルでセクシーな単独スポットライトステージを見せたいですと。数秒だけでもいいから時間を作ってもらえないかとお願いをしました。許可が下りてからはそのステージのために一ヶ月間本当にがんばって身体を作り上げました。



_次のコンサートではどんな姿に期待できますか?

シウミン:次のコンサートでは今回とはまたかなり違ったステージで観客のみなさんの歓声デシベルを高くする計画でいます。同じものを見せても飽きちゃうでしょ。ビジュアルの面でも同じです。髪を染めるなり身体を作るなりして公演ごとに違う姿をお見せしたいです。「前回のコンサートと似てるじゃん」という言葉は絶対に聞きたくないんです。新しければ新しいほど良いんです。僕のステージを観るたくさんの方々に「シウミンって色んな魅力があるんだね」と感じてもらえれば嬉しいです。そのために頑張るので!!楽しみにしていてください。



_他のメンバーに比べてステージでの言葉数が少ない方ですよね?普段からそうなんですか?

ウミン:僕は喋るときに自分が守れることだけを言おうとするタイプです。それからコメントを前もって準備しておく性格ではないので即興で喋るのですが、責任を持てる発言をしようと意識してるからか慎重になりすぎて知らぬ間に言葉数が少なくなっているんだと思います。



_コンサートのMCで「みんな輝く準備はできましたか?」と話されますがこれはどんな意味ですか?

シウミン:「輝く準備」にはいくつか意味があります。舞台の上から見ると観客のペンライトが僕たちに物凄い力をくれるんですよ。なので「輝いてください」と言うときもあるし、もうひとつは「自ら輝く人になってください」という意味もあります。EXOと一緒に楽しむのもいいけど、自分自身をもっと大事にしてほしいという気持ちからです。EXOがファン一人ひとりを守ってあげることはできないので。普段からファンに伝えたい言葉でもあります。それから「みんなもこの公演で輝く準備はできた?」という意味にもなります。EXOだけじゃなく観客のみんなもコンサートの主人公だからね。



_今回のコンサートで重要な要素のひとつが観客との交感だと伺いました。交感というのは文字通り簡単なことではないと思いますが観客と交感したいという想いをどうやって表現しますか?

シウミン:シムジェウォン演出家は「観客と目を合わせなさい。観客の目を20秒以上見てみなさい」と言いました。実際20秒以上は無理でしょう。一人だけをどうやって20秒間も見つめるんですか(笑) でもシムジェウォンさんの助言のおかげで今回のコンサートでは観客たちとたくさん目を合わせることができました。最初はちょっと恥ずかしくて見つめられなかったんだけど、今では慣れましたね。観客の目を見ながらコメントを言うとみんなのエネルギーが変化するのを肌で感じました。僕が話す言葉や表情、ジェスチャーをしたときに返ってくる反応が違いました。「観客がEXOに没頭しているんだな」「楽しむ準備ができているんだな」と思えたんです。観客のこういった反応によってステージに立つEXOもまた変化します。お互いが没頭しあう、これぞ交感なんじゃないかな?



_ステージでライブをしている間にも観客の没頭度が感じられますか?

シウミン:たぶん僕だけじゃなくEXO全員が観客の反応を全身で感じていると思いますよ。なので客席の反応が良いほど僕たちもさらに楽しくコンサートができます。観客が熱気を送ってくれればその熱気を貰ってもっと楽しく、ビリビリくるような達成感も感じられます。



_最もファンに感謝する瞬間はいつ?

シウミン:持っている力を全部使って叫んでくれるとき!その時が一番ありがたいです。



_ソウルアンコールコンサートのとき誕生日イベントをしていましたが、ステージ上で誕生日を迎えるというのはどんな気分?

シウミン:気恥ずかしいですね。人によって性格も違うじゃないですか。誕生日をお祝いしてもらえたら当然嬉しいけど、それに負けないくらい恥ずかしさが襲ってきます。正直いって誕生日イベントがあることを期待はしますよ!でも、いざイベントが始まるとステージ上でどうすればいいか分からなくなっちゃうのは仕方ないことかなと思います。自分がどんな表情をすればいいのか、どんなことを言えばいいのかが分からないんです。物凄く気恥ずかしいです。



_EXO PLANET #2 The EXO'LuXionで一番満足したステージは?

シウミン:満足したステージはたくさんありますよ。1年余り色んな公演をしてきましたから。でもその中でひとつを選ぶなら…僕のステージ話でちょっと恥ずかしいんだけど、EXO PLANET #2 The EXO'luXion [dot]で披露したソロステージが一番満足しました。僕のアイデアが盛り込まれたもので、振り付けもイケてたし練習も後悔しないくらいに一生懸命して観客の反応も良かった。全てがうまく合わさりました。また、公演数で言うなら44公演目が一番気に入っています。ラストの公演は本当に「最後まで全力でやりきるぞ」というマインドで公演をしたので特別楽しかったんだと思います。綺麗に締めくくることができました。





時にはステージ上よりも舞台裏にいる時のほうが胸が高鳴る。観客席をいっぱいに埋めるファンたちを想像しながらコンサートのイメージトレーニングをするとき、心臓の搏動が速くなる。そうだっ!あと少しでEXO-Lに会えるんだっ!





_コンサート中の時間も大事だけど、ステージ以外での時間も思い出として残るだろうと思います。コンサート練習期間の楽しさも一味違ったものだと思いますがどうですか?

シウミン:コンサートをするときも楽しいけど、練習期間が一番気持ちが高まります。コンサート練習が始まると、そのときになって初めて実感が沸いてくるんです。「本当に僕たちのコンサートが開催されるんだな」「もうすぐか」といった実感です。練習しながら頭の中で「ステージ上ではこういう姿だろう」とイメージトレーニングをするんだけど、そのときにめちゃくちゃ胸が高鳴ります。実はコンサート練習って肉体的にものすごく疲れるんですよ。一曲だけを練習すればいいのではなく、いろんな曲の新しいパフォーマンスを練習しなくちゃいけないので。とくにシムジェウォン演出家と一緒に練習するときは普段よりももっと練習量が多くて…(笑)



_肉体が本当に素晴らしかったですがコンサート練習期間にどうやって肉体作りをしたのですか?

シウミン:ありがとうございます!一度やると決めたらやりきる性格です。肉体作りは思ってたよりも簡単でした。朝晩に運動をして、食事に気を使わないといけないですよね。でもコンサートの準備をしながら食事にまで気を使ってると鋭敏になってしまって。メンバーとスタッフにちょっと気を使わせちゃったり(笑)僕に刺激を受けたのか、最近ではメンバー間で運動ブームが起きてます。脱ぐ準備をしてるみたいです(笑)



_シックスパックを作るには運動と同じくらい食事制限も重要ですがどうしていましたか?

シウミン:運動と食事制限を平行して行い体重を3キロ落とし、筋肉量を増やしました。一日二食で抑え、炭水化物はほとんど口にせず主にお肉を摂取する方法です。もともと鶏胸肉があまり好きではないので皇帝ダイエットをしました。韓牛ヒレ肉を少量だけ食べるんです。それからサラダもそんなに好きじゃないけど体のためにいっぱい食べました。お腹が空いていると食べられるんですよ。



_食事制限をしているとダイエットを辞めたくなる瞬間があるけど、その危機をどうやって乗り越えたのですか?

シウミン:実質問題、僕がステージで観客に腹筋を見せるのはわずか10秒ほどだろうけど、腹をくくって一ヶ月ものあいだ食事管理を維持していくのが大変でした。でもやり始めたことだから終わりを見てみたい。乗り越えたい。「たかがダイエットだろ!」という気持ちが大きくなるんです。こうしてコンサートで脱いでセクシーパフォーマンスを披露したときの気持ちよさったら特別でした。脱ぐとファンの歓声が普段とはまったく違うんですよ。それを味わいたくてセクシーパフォーマンスをしちゃうんですよね。僕をセクシーにしてくれたのは観客のみなさんです。



_EXO PLANET #2 The EXO'luXionを行いながらメンバーの良い所を改めて感じられたと思いますが、シウミンさんが羨むメンバーの長所は?

シウミン:スホは責任感があって、EXOを守ってやるんだという使命感が強いです。リーダーだから大変な面も多いはずなのに全く顔に出さないんです。メンバーが言うことを聞かないときもあるし、よくスホにイタズラもするんだけどスホはそういうのを笑って流す。スホのリーダーシップを見習いたくなる瞬間が多々あります。

レイはメンバーの中で一番忙しい日々を過ごしているけど一度も不満を垂らすことはないです。情熱に関しては誰もレイに勝てないと思います。レイは歌手活動、演技活動、バラエティ活動などすべてにおいて情熱的にするんだけど本当に羨ましくなるときが多いです。

ベッキョンはたくさんの才能を持っています。芸能人になるために生まれてきたと言いますか。モノマネも上手だし歌も上手だしパフォーマンスジェスチャーもめちゃくちゃ魅力的じゃないですか。ムードメーカーまでもやりこなすベッキョンはメンバーを毎日笑顔にさせてくれます。何年後かには色んなバラエティ番組で活躍するスターになっているんじゃないかなと思います!スーパージュニアのヒチョル兄やキュヒョン兄みたいに。

チェンはEXO-Mのメンバーでもありルームメイトでもあるのでデビューしてから現在までずっと一緒に過ごしてきました。なのでチェンはまるで本当の弟のようです。それからチェンはバカみたいに優しいんですよ。ただの「優しいバカ」です。本当に素晴らしい人だし、その中でも僕が見習いたいのはチェンのプロ精神です。コンサートや番組、レコーディングなど「明日」に向けての準備が徹底していて。不完全な状態で練習室に入ってくることがないです。チェンはいつでも完璧に準備が整っている状態なんです。そのプロマインドに常に賞賛を送りたくなります。

チャニョルは音楽的な才能が卓越しています。いろんな楽器を扱えて作曲もできる。数年後には作曲の分野でも有名なアーティストになっているんじゃないかなと思います。それから自分が好きなことにはとことんのめり込むその性格、集中力、習得力すべてが凄いです。ふと、「チャニョルは天才なんじゃ?」と思うほどです。でも何よりもチャニョルの羨ましいところは身長です。背が小さい人にとって背が大きい人は本当に羨ましいのです(笑)

ディオに見習いたい点は、堂々としていて屈さない性格です。自分の主観がハッキリしていて明確で冷徹に判断する能力に長けています。ディオもチェンに負けないくらいプロ精神が素晴らしいです。ディオは昨年、歌手活動と俳優活動を並行して行っていてスケジュールの面ではレイと同じくらい大変だったろうに辛さをまったく顔に出さないんです。「僕が好きな仕事だから」という気持ちでプロらしく全部をこなそうとする姿が格好よかったです。

カイはパフォーマンスのセンターですよね。パフォーマンスの面ではカイがワントップと言っても過言ではないでしょう。ボディーラインも美しくて何を着ても上手く着こなすじゃないですか。クールなイメージのイケメン。男からみても格好いいと思う人物だと思います。なによりもカイは自分だけの世界を持っています。常に舞台に対して真剣に向き合っていてステージに対する自身の主観もしっかり持っているタイプです。

セフンは末っ子だからか何をしてもカワイイです。顔もEXOのなかで一番格好いいと思います。それから高貴な雰囲気を纏っているといいますか。身長も高いですし。僕の基準ではEXOのなかで外見1位です!(笑)セフンはお兄ちゃんたちのことが心から好きなんだなというのが目に見えるように分かります。なんでもメンバーと一緒にしたいみたいです。あんまりセフンと一緒に過ごせていなくてごめんと思うことが多かったけど、この場を借りてセフンに一言。セフナ、兄ちゃんの気持ち分かるよな?好きだぞ!


2015年、僕たちEXOのすべての活動を応援してくれて見守ってくださってありがとうございました。もしかすると「ありがとう」という言葉は聞き飽きたかもしれませんが、この言葉をすっ飛ばすわけにはいきません。有難いものは有難いのですから。EXO PLANET #2 The EXO'luXionというツアーを通して、EXOが一段階アップグレードしてまた少し成熟したという事を皆さんが感じ取っていてくだされば僕はそれだけで満足です。新しいアルバムとコンサートを目前に控えながら正直、もっと良い姿を見せなければいけないというプレッシャーが大きいです。EXOは今までどおり頂上に向かって進んでいる途中だと考えています。このまま最善を尽くすだけではダメでしょう。これからは「最高」にならなければいけないと思います。今年も一生懸命頑張るので見守っていてください。EXOという名前を輝かせてくれてありがとうございます。EXOの価値を生み出してくれたのはファンたちだから、常に恩返しをしなくちゃという心でいます。本当の最高をお見せするので楽しみにしていてくださいね!ではまた会いましょう!





〔 訳:xiu0348