ハイデッカーとスーパーハイデッカー②
前回はハイデッカーとスーパーハイデッカーについて簡単にご紹介しました。今回は、バスマニアの方であればもうご存知かと思いますが、現行モデルでの見分け方をご紹介します。いすゞと日野(ジェイ・バス)の場合、一番簡単なのが前面の窓の大きさの違いです。スーパーハイデッカーは、ハイデッカーのガラス面を上方に伸ばしたように、より大きくなっています。また、側面もトランクの高さは共通なものの、窓下からトランクまでの高さが異なります。ここの高さが高いのが当然ながらスーパーハイデッカーです。後部においても同様で、後部ガラスは両タイプとも共通ですが、スーパーハイデッカーはより高い場所に取り付けられています。では、三菱ふそうはどうでしょうか。三菱ふそうの場合、屋根の上に冷房装置を搭載しているのはハイデッカーのみなので、至って簡単に見分けられます。それ以外の識別点は、ジェイ・バス同様スーパーハイデッカーの方が前面のガラス面は大型化されていますが、ガラス面下部の処理がハイデッカーとスーパーハイデッカーとでは異なっているのが大きな特徴です。側面はジェイ・バスと異なりトランクの高さが違いますが、後部はジェイ・バス同様。スーパーハイデッカーの方が取り付け位置が高くなっています。
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写真①
ジェイ・バスのハイデッカー(右)とスーパーハイデッカー(左)の前面を比較。窓の大きさの違いが良く分かります。
写真②
ジェイ・バスのハイデッカー(左)とスーパーハイデッカー(右)の後部を比較。窓の取り付け位置の違います。
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