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ヒルティ喫茶:虹息

人生の段階

2016.08.20 15:45

ある程度孤独を愛することは、静かな精神の発達のためにも、また、およそ真実の幸福のためにも、絶対に必要である。


 神に代わって人間を支配する三つの力である、金と名誉と享楽との関係を断ったときに、人は初めて自分を自由に感じることができる。 もはやいかなる享楽をも求めないということが、どんなに人生の楽しみであるかを、人々が自ら試すまでもなく信じることができたならば、誰も皆このような生活法に切り替え、この世は一挙に改まるに違いない。 

『眠られぬ夜のために 第一部』4月27日 


 生活を支配するほどの確固とした信念がなければならない。 

『眠られぬ夜のために 第一部』1月19日 


 何事が起ころうと、すべては神の御手から授けられるものと信じ、もはや、いろいろと思い煩うことなく、ただ開いた門を通って行くならば、その人の人生はすでに幸福になりはじめたのである。 

『眠られぬ夜のために 第一部』2月13日 


 決して弱さからでない真の温和と親切は、より高い生活に達したことの最も完全な証明である。   

『眠られぬ夜のために 第一部』10月30日 


 まことの聖者は、つねに2つの間違いのない特徴を持っている。すなわち、かれらは非常に単純で、また、非常に親切である。 

『幸福論 第一部』(岩波文庫)p.81