発表会選曲の落とし穴 2020.11.11 22:14 12月の発表会のため毎年、8月ぐらいから「弾きたい曲」調査を開始します原則は「自分が弾きたい曲を弾く」先生に相談したり選んでもらってもOKお母様から「先生、うちの子がどうしてもこの曲弾きたいと言ってます」とお願いされるなかで自分の弾けるレベルよりはるかに難しい曲を持って来られる方がいますもちろん聴いた時はステキですがご自分が弾くには超ム、ムズイ!この小さな手、まだやっと両手動く指、譜読みもまだまだ遅いこの子に容赦なく降り注ぐ難しいテクニックの嵐音を飛ばして弾く黒鍵と白鍵を超高速で弾く一度にたくさんの音を押さえる#、♭が5つ6つ!親御さまがピアノ未経験の方は曲の難易度が当然おわかりにならないとくにポップスでは、ウラ拍といって右手がフェイントかけて左手より先に弾くというパターンが多い「この曲、難しいですよ」と言っても「どうしてもこれが弾きたいんです!」毎年、数人のママさんからお願いされます(^ー^)当然、進むのは遅いので他の生徒さまより仕上がりが遅れるおまけに必死に練習しない他の生徒さまが暗譜出来る頃にようやく片手弾けるもちろん弾けないところは、省略、省略、省略の連続技~指導者は、胃が痛くなるついに「簡単バージョンに変更しましょう」と決断するかなり弾ける小学生、中学生は自分で乗り切れますが小学低学年までで進度がそれほど速くない生徒さま発表会の選曲は、先生のアドバイスに耳を傾けてくださいね