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清華社通信

[独自]上海入港のしきしまをカメラが捉える

2020.11.11 23:51

上海に入港する日本海上保安庁の「しきしま」


 釣魚有事の発端となった日本海上保安庁の艦船「しきしま」。その処遇について一時は拘束した北海艦隊の預かりになっていたが、この度一部情報筋より、同船が上海に回航され公開される可能性があるとの話を聞き、本誌写真部はここ数日上海周辺にいくつかの定点観測場を設け、その船体の撮影に成功した。

 某日、人目を避け夜間に上海入りすると思われた同船は白昼堂々上海港に繋がる水道にその船体を露にした。情報によると総トン数は約7000トンで満載排水量は9000トンと我が国海警局の「海警2901」とほぼ同じ規模を誇る。

 船体への傷などについては、細かい弾痕が無数に確認されたものの、大きなものはなく比較的早い段階で投降したものだと推測される。


 今回の入港については、時間帯もあり上海周辺で活動する漁民も見ており、その1人は「あそこまで大きい船が釣魚周辺を我が物顔で遊弋していたことに、日本の傲慢さが窺えるが、それを拘束する人民解放軍と海警局の練度の高さは素晴らしいものだ」と感嘆していた。