親子で健康に! "腸内環境"整ってますか?
最近、"腸活"という言葉がメディアやSNSで取り上げられ、耳にしたことがある方も多いかと思います。
みなさんは、実際に"腸内環境"を意識してみたことありますか?
今回は、腸内環境の整え方やどのような良い影響があるのか詳しくご紹介します!
・知ってますか?腸の重要な役割
みなさんは、腸の役割って知っていますか?
実は、私たちの健康に関わる重要な役割をもっていました。
1.身体を守る!
実は、腸には免疫細胞の約70%があるということを知っていましたか?
腸を整え、腸内環境が良くなることで、病原菌やウイルスから身体を守ることができます!
2.元気の源、栄養を吸収!
みなさんが美味しく食べた食事は、胃で消化された後、小腸へ運ばれます。
その小腸で栄養が吸収され、血管を通して肝臓から心臓に運ばれた後、全身の37兆個もある細胞に栄養素が運ばれていくのです!!
ということは...
腸内環境が良いと、栄養素が血液によってスムーズに細胞に送られます◎!
逆に、腸内環境が悪いと、アンモニアや発がん性物質などの毒素が増えてしまいます!!
アンモニアが脳へ運ばれてしまうと脳症になる可能性があったり、発がん性物質が全身へ送られてしまうそうです。
3.腸が脳に関係してる!?
腸と脳って関係あるの?と思われる方も多いはず。スタッフもその一人です。
実は、腸内で作り出される物質が脳へ影響を与えるそうなんです!
では、どんな影響がでるのでしょうか...?
例えば、腸内環境が悪いとメンタルが不安定になってしまったり、逆にストレスを感じている時に便秘になってしまったり...
一見、関係ないと思っていても、このような影響があるのには驚きますね!
・腸内環境が良い状態って?
腸の中には、なんと100兆個もの細菌が存在しています!
大きく分けると、"善玉菌"、"日和見菌"、"悪玉菌"に分けられ、このうち善玉菌の割合が多い状態が腸内環境が良いとされています。
ここからは、それぞれの特徴を詳しくみていきましょう!
1.善玉菌
ビフィズス菌や乳酸菌が代表的で、聞いたことがある方も多いと思います。
消化吸収を助けてくれ、悪玉菌の増殖を防ぎます。さらに、有害な物質を体外に排出する役割も!
2.日和見菌
3つの菌の中で最も割合が多い常在菌です。健康な時は悪さをしませんが、悪玉菌が増えると悪玉菌と一緒に有害物質をつくってしまいます。
3.悪玉菌
"悪"とついているだけに、いかにも悪そうな雰囲気...。
有害物質をつくり、免疫力を低下させるとされています。
・腸内環境を整えるポイント
では、実際に善玉菌を増やして腸内環境を整えるにはどうすれば良いのでしょうか。
1.「運動」で整える
食事で整えたら、身体を動かしてパフォーマンスをあげていきましょう!
"今すぐ"にできる方法をご紹介します!
○座りっぱなしは毒?
1日11時間以上座っている人は、そうでない人より3年以内の死亡率が40%高いという衝撃の事実が!!
コロナ禍で在宅ワークが多くなり、運動不足という声も聞きます。
座ったままの姿勢を続けると、血流が悪くなり、足の筋肉が使われないため、血液中に糖や中性脂肪が蓄積してしまいます。
結果、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病をひきおこすことに...。
1時間に一度は立ち上がり、背中や足を動かすことで、脂肪燃焼を促す酵素が働き、肥満や糖尿病を予防する効果あります!
○歩くことで幸せに
ただ歩くだけ...そんな風に思われるかもしれませんが、歩くことによって、血糖値の改善や血圧の低下、コレステロール値改善、尿酸値改善など様々な効果が期待できます!
さらに、歩くことで、幸せホルモンといわれる"セロトニン"が分泌されるので、メンタル面でも良い効果が得られますよ◎
2.「食」で整える
「食」で整えるためには、発酵食品と食物繊維を摂取することがポイント!
ここからは、具体的にそれぞれの特徴をご紹介します!
○発酵食品
代表的な食材:ヨーグルト、キムチ、納豆、味噌、チーズ
善玉菌が含まれているので、腸内環境を整えるために効果的で、積極的に摂取したい食品です。
▶︎注意事項◀︎
腸内細菌は、人それぞれ異なります!ヨーグルトの乳酸菌は合う合わないがありますので、ヨーグルトは自分に合ったものをチョイスしましょう!
○食物繊維
善玉菌を増やす食物繊維!
食物繊維は、2種類に分けられますが、どちらもバランス良く1日20gを目安に摂取しましょう!
①水溶性食物繊維
代表的な食材:こんぶ、わかめ、納豆、おくら、こんにゃく、アボカド
善玉菌を増やしたり、抗炎症作用の効果が期待できます。
また、ネバネバの食材が多く、胃腸をゆっくり流れるので、空腹感を減らしたり、糖の吸収をゆるやかにしてくれるダイエットに嬉しい作用も!
②不溶性食物繊維
代表的な食材:さつまいも、玄米、豆類、きのこ類、ブロッコリー、ごぼう
発酵して善玉菌を増やします。
水に溶けにくいので、水を吸収してふくらみ、腸の働きを活性化させ、便通を改善してくれる効果も!
▶︎腸内環境プラスポイント!
善玉菌を増やすために取り入れたい食材は、食物繊維と発酵食品に加え、"オリゴ糖"も良いとされています。
また、細胞の炎症から守る栄養素として、"ビタミンA,C,E"も併せてとりたい栄養素です。
ビタミンCと鉄分を一緒に摂ると鉄分の吸収率がアップするので、よりオススメですよ!
・Beringeicafe 腸に優しいスープランチ始まります!
NPO法人こどもトリニティネットプロデュース「おふくろ食堂 Beringeicafe 」では、「腸活」をコンセプトに腸内環境を整える食材をふんだんに使った新メニューが登場!
女性に嬉しい"豆乳"入りのスープランチです!!
腸内環境を整える食物繊維や発酵食品を使用し、さらに岐阜県産のお野菜たっぷりの温かいスープ。
腸内環境も整い、身体もポカポカに温まってリラックスできるメニューです。
「腸内環境整えたいけど、何から始めよう...」
そんな方は、是非Beringei cafeで腸活の第一歩を!