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ふふーノット

74cm!ライトショアマダイ

2020.11.12 12:26

 ここ何年かで取り組んでいる、アジング・メバリングのジグ単タックルでマダイをオカッパリから狙う「ライトショアマダイ」。

 瀬戸内の激流に潜む大型マダイは、楽に捕食する為ヨレや流れの壁に着いて、流下ベイトを待ち受けてます。

 メソッドはメバルと同じジグ単ドリフト。

マダイは賢いのでナチュラルなバランスが必要です。 バラシを恐れての太いPEでは、警戒して食ってこない・流れに負けてアタリが取れない・重いジグヘッドでドリフト出来ない…となります。

 1.0〜1.5gのジグヘッドをドリフト出来る細いラインで対峙すれば、思った以上にデカいマダイが泳いでいると分かります…


 自分が大型マダイを狙う時に主に使用するラインは、「141シンカーアジング0.3号」と「アーマードF+プロ0.1号」

 74cmマダイを釣った時の海況は強いフォローの風の立ち位置と中潮の満潮からの下げで緩めから流れ出すタイミング。風は使わずドリフトしつつリフト&フォールで誘い出したいので極細いアーマードプロ0.1号を選択しました。


 ここで細番手アーマードのノットに対する弱さに言及しますと、FGノットなどクロス状に締め込んで摩擦を出したりハーフヒッチで補強する等、アーマード同士で交差して擦り合いますと表面のコーティングが「ささくれる」状態になります。 またSC・3.5・トリプルサージェンス等、よりあわせて締めるノットは、締め込む最期の瞬間にアーマード自体が細く痩せてしまう現象が発生します。

 そしてこれら普通のノットには「老化現象」があります。 初めのうちは強度が保たれてますが、キャストを繰り返しアワセたり魚を釣ったりして瞬間的負荷が掛かると、ノットの摩擦で止まっていた部分が少しずつズレて、摩擦系であれば締め込み部分と止め部分がくっつき、よりあわせ系ではノットが締まり過ぎて破断します。


 ふふーノットは全てヒッチだけで構成されています。 もちろんエンドノットもありません。 また補強のハーフヒッチもありません。 なのでクロスに交差する所が存在しないので擦れ合ってダメージが発生しません。

 ふふーノットにはノットの老化を防ぐ仕組みがあります。 締まればクッションのように働くループ部分で破断を防ぎます。


 アーマードF+プロの細番手は、摩擦系ノットでは非常に難しく現場で急遽組むには失敗の可能性が高まります。 またよりあわせ系はアーマードが細くて強すぎるのでリーダーを自ら簡単に切断します。

 しかしふふーノットであればどんなに細いラインでも風のある現場でも夜の寒い日でも、早く簡単に強力なノットとなります。


タックルデータ

ロッド ダイワ月下美人air AGS68L-T

リール シマノ17ソアレ Ci4+C2000SSPG

ライン デュエルアーマードプロ0.1号

リーダー フロロ1.2号

ワーム ダイワ 月下美人アジングビーム

ジグヘッド 土肥富フロードライブ1.0g

ノット ふふーノット