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寫眞徒然

いつかの私、いつかの誰か

2020.11.13 09:54

走り出す小さな女の子と

追いかける父親。


とっさに撮った後で

あぁ、これはいつかの私だったりも

するのかな...と思った。


もしも...を言い出したら

きっと誰にも可能性がある風景。

山中湖の紅葉は、

暖かで優しい色をしていて

そんな色に囲まれると

何故か懐かしさが込み上げてくる。

人は突然居なくなってしまって、

居なくなったことさえ知ることが出来ないと

気付いてしまった。


何も知らず暢気に日々を送ってしまうのだ...

そう思っても、

今の繋がり方ではどうしようもない。

でも、どうしたら良いかはわからない。


そんなことを考えてしまいました。

別れの前に無力なのだな...と

そればかり。



大事な人が出来たなら

その人の記憶をたくさん作る。


その記憶を写真にする。

その人への想いとか、

その人と出逢ったから見れたコトとか、

記録じゃなくて、記憶。


知らない内に別れてしまっても良い準備。


そんなのしたくないけどなぁー。