人手不足。それって仕事や会社の魅力を伝えきってないからなのでは?
今日は台風が関東を久々に直撃しますね。
もっとも、本日は朝から晩まで社内でいろいろデスクワークしていますので、
特に影響あるわけでもなく、帰社時間にはきっと晴れてるでしょう、たぶん。
さて、今日は「リクルーティングに関して、方法論や思想や取り組み方を広報のそれと同じような取り組みをしていかないと、いろいろと無理になってくるよ」という話をします。
ちょっと前まで、採用シーンってこんな感じでした。
・他社よりも給与を高くすれば人は集まる
・アルバイトとかは、まずは週1で1時間でもOKってしておけば人は集まる
と、とりあえず条件さえ整えておけば、あとはどれだけ目立つか(求人広告でも最高の枠を使って~・・・等)で勝敗は決していました。
今は全然違います。
求人広告を並べてみれば、だいたい最低時給やら月給やらは各社ほぼ横並び。福利厚生も基本的なところに関してはだいたい同じとみていいでしょう。(業界やら大手中小ではまた違うでしょうが)
どうしてもこの会社で働いてみたかった!とか憧れがある!とかそういうものでもない限り、実のところ求職者は「ただ、なんとなく雰囲気で選んでみたら、選考が進んでた」とかそこまでの熱量がないのが現状ではないでしょうか?
その熱量がないので、面接のドタキャンとかがやはり多くなっているのではないかと踏んでいます。採用プロセスの工程を考えるのも大事ですが、熱量の部分が一番大事なんだと僕は考えます。
では、どうすればいいか?
求職者の熱量を上げてあげればいいと考えています。
「どうしても、ここで働きたい!」と思わせるという事。
思わせる手段ってだいたいこんな所かと思います。
・めっちゃ初期の給与を上げる
(例えば、時給3,000円の飲食店ホールスタッフのアルバイトとか。1人で2人分の仕事してもらうってすればできますよね多分)
・いい意味で有名な企業になる&大手企業
要するに、安定安心そこそこ高収入がある意味約束されるよ&社名自慢できるよレベルの企業。勝手に人が集まるようになります。
・給与以外の働く条件をよくする
そりゃあ人間、よほどの熱量がなければ、今の待遇よりいい所にいきますよね。生活かかってますから。
そんなこと、できるんならとっくにやってるよ!的なものを並べてみました。
だいたい多くの企業は出来ないから、どうしようか?って悩んでるわけですよね。
そこで、もう1つ。これはどの企業でもできることを。
・入社前に会社(もしくは、中の人自体)のファンにさせる
あの人と働いてみたい。いや、あの人に会いたい!
会社の方針や事業が、めっちゃ共感できる!
働いている方が、仕事もプライベートもちゃんと充実してるし、いい生活ができてる!
意外とCSRとかもやってて、社会的意義ありそう!
社長がいろんな意味でイケメンすぎる!
など、実際に企業に人が残っているわけですから、「生活の為にしかたなく」「脅されていて、しかたなく」「転職がめんどくさい」っていう理由以外であれば、何かしら、会社のよさを感じて働いているえあけです。そのよさを言語化して、日々伝えていきましょう!という事。これはどんな企業でもできる事です。ただ、単発じゃなく、日々時間をかけて伝え続けなければならないので、めんどくさくはありますが。
実際、よく取材したときに聞きます。「入社してから、会社のよさを感じた。これは入社しないとわからない」じゃあ、なんでそれをはやく言わないのかと?という話。こういうのを日々発信した上で、じゃあ求人かけましょうかね!っていう段取りであれば、採用って成功すると思いますし、熱量の高い方が来やすいと思います。
自社を訪ねる方の熱量を上げてみませんか?
弊社でも、そのお手伝い、可能です。
プロデュースのご相談は、にいみまで。