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Take It Easy♪熟女妻の日々徒然

坊の発達障害の事〜5〜

2020.11.13 11:44



坊の発達障害の事〜4〜の続きです。




わたしが発達障害の脳機能について調べた感想は


ドーパミンという脳内物質の不足、


或いはドーパミンが正常に脳に作用されないため


その結果としてADHDの症状として現れると言う事だった


だから


足りない物質は補わないといけないんだな


そのための薬なんだな




という事。



努力とか忍耐でどうにかなる事じゃない



例えばインスリンが出ない人は1型糖尿病になり


注射してインスリンを補っているし


甲状腺ホルモンも多すぎる人、足りない人、それぞれが


病気として症状に現れ薬で調整する



それと同じ事なんだと思った





そしてそのことを


投薬を躊躇っている若旦那君に伝え


決して薬だけに頼るんじゃなく


今まで通りしつけはしつけとして厳しく行っていくけど


脳内ホルモンの不足は補わないといけないと思う、と


議論のたびにわたしは切々と伝えた




若旦那君も頭ではわかっていても


心が抵抗しているようだった



何故かと言えば


坊は楽な方楽な方へ逃げていく性格で


嫌なことは一切やりたくないという姿勢で反抗することが多々あり


その姿が子供時代の自分と重なって見え


坊の欠点は若旦那君の欠点でもあったため


なんとか幼少のうちに強制したい思いが強かったんだと思う





そして


坊にとって苦しいことを試練としてやらせ


それができた時の達成感を味わわせ、成功体験を積ませる事を


一週間行った





言ってみれば『荒治療』とでも言うんだろうか?





なかなか大変だったのは


意外にも最初の3日間くらいだった




残りの4日間は


静かに二時間座っていられるようになり


休憩の後二時間本を読み続けられたりと


家ではじっと座り若旦那君が出した課題をやり切った





坊はこんなにいい子じゃん


努力もできるし頑張ることもできた




なにより坊自身がやり切った達成感で


精神的にとても成長した実感があった





その後初めてコンサータを一錠飲ませ学校に行った




坊は何とか最後まで教室にいることができ


先生の話では大人しくしていられたようだった




帰ってから坊に聞くと


今日は何故かイライラもせず座っていられた


でも三時間目から眠くなってしまい


眠いのを我慢してた、と言った




病院の先生に電話で聞いてみたところ


普通は眠くならないから合わないかもしれない


コンサータはやめて違う薬を検討したらどうか?


という返事だった




コンサータを飲ませたのはその1日だけで終了した




ここまでが先月までの出来事




今月11月に入り


坊は教室にいられたりいられなかったりを繰り返していた



教室でのみんなの声がうるさくて


どうしても教室にいたくなかったらしい




今月はじめに市の発達支援センターの予約を入れてあり


相談員さんに現状を話し


低学年のうちだけでも支援級に入れたいと伝えた



いろいろ話した結果その方がいいだろうと言う事になり


支援センターから学校に連絡してくれる手筈になった





その後


担任の先生や教頭先生と電話でやりとりし


来年度は発達支援級で学習する方向で


話をすすめた事を伝えた




今月の最初の一週間で坊の話が進み


わたしもわずかながら気分が落ち着いたように思う




今月に入っても相変わらず坊を座らせ


静かに二時間本を読ませ続けた


その後漢字や計算ドリルなども二時間やらせた



坊は家ではなんの問題もなくできていた




若旦那君もその様子から


我慢し努力する事ができている坊を見直していた





そして8日の日曜日


Drに止められていたコンサータを試しに飲ませた


家で様子を見たかったからだ


どのように変わるんだろう?


自分たちの目で確かめたかった




坊は特に変わった様子もなく


お昼前に若旦那くんは坊を連れて出掛けた




男同士、車の中でおしゃべりができたらいいなと思いながら


わたしはふたりを見送った。。。










あたちたちゴマちゃんシオちゃん(仮名)



さっきからずっと『待て』なの


チーズが目の前にあるのに


ずっと『待て』なの(T . T)









いつもありがとう



愛と感謝を込めて


*チョコミント*