CNBLUE イ・ジョンヒョン、ソロコンサート最終公演はトリプルアンコール!ファンとジョンヒョンのコラボステージ!?
8月9日の大阪公演から始まった、ジョンヒョンのソロコンサートが18日、東京で最終日を迎えた。この最終公演は異例のトリプルアンコールで幕を下ろしている。異例とはいえ、これは、初日から回を重ねるごとに、ファンとジョンヒョンとで作り上げてきた結果なのだ。
ジョンヒョン言うところの「諸事情」により、自宅に引きこもっていたのだという。家の前には、パパラッチが張り込んでいて、迂闊に外出もできない状況。そんな中、彼には日本でのソロアルバムの発売、続いてソロコンサートの予定が入っていた。
この偶然にも奇跡のようなスケジュール、家を出て日本にやって来たジョンヒョンは常にファン達に感謝をしていた。「8年前の日本での路上ライブでは、誰も見てくれなくて寂しくて、切なかった。今日、こんなにたくさんの人たちが来てくれて、本当に幸せだ」「CNがいるのも皆さんのおかげ、僕が楽にステージに立てるのも皆さんのおかげ、僕がここにいるのも皆さんのおかげ」
最初の公演地である大阪のステージ2日目では、アンコールを求められ客席にリクエストを聞いた。ところが、彼はその曲を忘れてしまっていて、歌えなかった。が、その後彼はファンの声に応えた。初めてCNBLUEのアルバムに収められた彼の自作曲である『a.ri.ga.tou』がその楽曲。名古屋の控室でギターを弾きながら、練習してきたのだという。曲内の歌詞を変えて「こちらこそありがとう」と伝えた。ステージと客席で会話をし、ネットユーザーたちものSNS上の声も拾ってきて、リクエストに応えたり、逆に客席に要求を入れる。歌い、歌わせるというファンとジョンヒョンのコラボレーションだ。
ファンにとって、こんな幸せなライブがあるだろうか。確かに彼はステージという一段高いところにいるのに、目の前に手を差し伸べてくれているようなこの感覚。ジョンヒョンの呼びかけで隣り合った全く知らないファン同士が手を繋ぎ、それを高く掲げる。きっとその手の上には、ジョンヒョン自身の手も乗せられていたはずだ。
彼の一挙手一投足に手を叩き、笑い、息をひそめて歌声に耳を傾ける。そんなすべてに、彼を受け入れるというファンの思いが熱く、暖かく会場中を覆っていた。それが最終的に花火のように大きく広がったのは、アンコールを呼びかける掛け声の「イ・ジョンヒョン」に変わった時。ついに、ファンの思いは「イ・ジョンヒョン」コールとなって響き渡った。ジョンヒョンに逢いに来たファンにとっては、最高の瞬間だったろう。
今年も、「2016 FNC KINGDOM IN JAPAN」が、12月10~11日に幕張メッセにて開催される。ジョンヒョンのソロステージも他アーティストとのコラボの企画も進んでいる。あと4ヵ月!ジョンヒョンに早く会いたい!
(Text : Yayoi I.)