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元留学生のメモ帳

本日のMLBトップニュース5(8/21)

2016.08.22 11:39

1、ロイヤルズ、8連勝

去年の世界一チームロイヤルズは今年苦しんでいた。特に7月は7-19と大きく負け越し、得失点差は-47と悲惨な数字だった。先発ローテ、打撃陣が不調に苦しみ、さらに故障者も続出した。8月初旬の段階で51-58、ワイルドカード争いですら9.5差も離され、プレーオフ進出は絶望的だった。

しかし、ディフェンディングチャンピオンがここにきて底力を発揮している。21日のツインズも先発のダフィーが6.2回を1失点の好投で2-1で勝利。これで8連勝、さらにここ15試合でなんと13-2と驚異的な数字でワイルドカード2位のオリオールズに3.5差まで迫ってきた。この間、1試合平均得点が5.3、さらに先発陣も防御率2.53と圧倒的な強さを誇っている。

果たして、大逆転でのプレーオフ進出は可能なのか?現在、ワイルドカード争いではレッドソックス、オリオールズ、マリナーズ、タイガースに次いでアストロズとともに5位と未だ苦しい立場であり、ここからの二週間はマーリンズ、レッドソックス、ヤンキース、そしてタイガースとタフな相手との対戦が続く。

ただ2014年に19-10、去年も19-9と8月に強さを見せてきたロイヤルズ。誰も彼らが奇跡を起こす可能性は否定できないだろう。


2、マリナーズ、痛恨の逆転負け

今シーズン、マリナーズほど数々の劇的な試合を演じてきたチームはいないだろう。だが、その劇的な試合はマリナーズにとって良い試合だけではない。21日のブリュワーズ戦は8回を終え6-3とリードし、シリーズのスウィープとホーム8連勝が間近だった。クローザーであるルーキーのディアズは8月の19試合中10試合に登板しておりまた金曜日に34球を投げており、登板不可だったため代わりにトム・ウィルヘルムセンが九回のマウンドに上がった。しかし、ケオン・ブロクストン、クリスカーターに一発を浴び同点、さらにその後3本のヒットを浴びて4失点され結局マリナーズは7-6と逆転負けを喫した。これで9回での逆転負けは今シーズン6度目で、ワイルドカード圏内のオリオールズとゲーム差0になるチャンスを逃した。


3、カージナルスの秘密兵器

昨年オフ、カージナルスがジョン・ジェイとのトレードでジェド・ジョーコを獲得したことは注目度は全く高くなかった。当初はコルテン・ワンとのツープラトンでのセカンド起用が有力視されていたが、内野陣に故障者が続出し、出場機会が増えたジョーコ。日曜日のフィリーズ戦で今シーズン20本塁打目を放ち、9-0での勝利に貢献した。200打席以上立った選手の中では何と5位の本塁打率をあげている。さらに、DRS(Defensive Run Saved)が+7と守備でもチームに大きく貢献している。2014、15年シーズンともにチーム本塁打数がNL11位だったカージナルスだが、ここまでは173本でメジャー3位である。


4、グリエル、デビュー

アストロズと32歳ながら5年$47.5ミリオンで契約したキューバの至宝こと元横浜のグリエルが6番DHでメジャーデビューを果たした。初打席でヒットを放つなど2打数1安打だったが、8回に太ももの張りを訴え代打を送られた。試合はアストロズがオリオールズに5-3で勝利している。


5、最下位ブレーブスが首位ナショナルズにサヨナラ勝利

ブレーブスのジェイス・ピーターソンがファインプレー、そしてサヨナラホームランを放つ活躍を見せた。


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