兎比(とひ)神社
2016.08.22 16:03
アシナヅチとテナズチと聞いて、ピンっと来た方は、かなりの神話好きな方ではないでしょうか(^^)
アシナヅチは、スサノオの妻である稲田姫の父です。テナヅチは母。
神話のオロチ退治のところで、スサノオが高天ヶ原を追放され、肥の川で箸を拾い、川をさかのぼると、老夫婦が娘の足を撫で、足をさすり泣いています・・・。
ここで、登場する老夫婦が、アシナヅチとテナズチです。
この老夫婦が暮らしていた、最初の土地にある神社が兎比(とひ)神社です。
この兎比神社は、雲南市吉田町にあります。
吉田町は鉄の産地として栄えたところで、神社周辺には、鉄の博物館もあります。
山あいの町にある神社ですが、開けた場所の道沿いにあり、見落としそうになって、慌てて引き返したこともありました(^^;
そんな兎比神社ですが、境内は広く、清々しい神社です(^o^)
出雲も原風景を残すこの地へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか(^^)
↑ 冬の兎比神社
↑ 春の兎比神社
冬と春でも、それぞれ違った風景が楽しめますよ(^^)