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羊と鋼の森、初めてみた

2020.11.14 21:56

数年前に読んだ本。

借りて読んだので、手元にないのが残念。

ピアノの調律師の話、というとざっくりすぎるか(笑)


土曜日は、住宅のアフターメンテナンスの仕事が中心。

平日は家にいない、そんなお客様が多すぎる。

なので、いろんな仕事とバッティングすることも増えた。

昨日は、なんとピアノの調律。

羊と鋼の森(ピアノ)を見ることができた。

規則正しく並んで、整然と美しい。


私の人生で、ピアノは苦手なもの。

そもそも小学校にはいって習ったのは、好きだからじゃなく左利きの矯正。

小学1年生の私はまだ大人しく、気が弱く

辞めたい、をいえずに、公園でサボって時間を潰していた。

サボることをこの頃から知っていたのは、ある意味すごい。


そもそも右手も動きが悪いので上達が遅い上に

好きじゃなく、練習をしないので上手くなるはずもなく楽しくない。

サボりに気づいた親に、辞めさせてもらえたが怒られたのかは記憶にない。


その後短大で、教職の課程でピアノが必須。

もうね、みんなが美しい音楽を奏でる中、残念なレベルを披露。

仕方ない、でも楽しくなかった。


結婚して、そこに何故かピアノがあったけど、弾くこともなくインテリア。

結婚して20年くらいのタイミングで、友人に譲れた。

ピアノにすれば、良い選択になったはず。

そんなふうに過ごしてきたので、新鮮なひととき。

そんな私でも、この整然とした、羊と鋼の森に、うっとり。

調律は、数学と物理と相対音感の世界だと、この調律師が話してくれた。

すごく面白かった。


ピアノを弾くことは、まだ興味はないけど

ストリートピアノのハラミちゃんは好き。

ピアノの音は好き。

そんなことを、過去の思い出とともに、再発見した。