MBA受験体験記 Y.M (Full-Time MBA 2017, 金融, 私費)
近年注目のアジアMBA、しかし、とても情報量が限られているのが現状です。香港3校(HKUST、HKU、CUHK)はシンガポール(NUS,NTU,SMU)とも違う特色を持ち、また香港内でも特色の違うスクールが集まっています。このページをご覧の皆様の力に少しでもなれれば、そして日本に少しでも貢献できればとの想いで協力させて頂きました。個別の連絡等も大歓迎ですので、是非とも当校のことをより知って頂きたいと思います!
プロフィール:金融分野からのMBA
ネーム:Y.M
属性:29才(受験時)・私費・私大法学部
職務経験:メガバンク(ホールセール3年、リテール2年半)
海外経験:(留学・勤務とも)なし
予備校:アゴス、αアカデミー
出願結果:香港MBAのHKUとHKUSTへ出願
【出願(両校ともR3)】
HKU、HKUST
【合格】
HKU(NYトラック)、HKUST
最終スコア
TOEFL、GMATともなんとか合格レンジに達しました。
出願スケジュール:AGOSに通学でMBA受験対策
2013年から、独学でTOEFLの勉強を開始したものの得点が全く出ず、2014年1月からAGOSに通学開始(主に土日)、業務上勉強時間が全く確保できずスコアも伸びなかったため同年7月に退職しました(ここだけは自分の弱かったところだと反省しています)。
退職以降QS主催等の10数校のビジネススクールが集まるセミナーに参加しつつGMATも本格的に勉強開始、TOEFLは年内に受験を一旦止め、GMATは翌年2月まで受け続けていました。Essay他については2015年1月末にαアカデミーのアドバイザリーを申込み、突貫工事で仕上げていきました。Essayを添削して下さる方がアメリカ在住(日本人)でしたので、「夜までに内容を仕上げる→翌朝に添削され返ってくる→その日の夜までにリバイスして送り返す」ということを2校の出願が終わるまで2か月弱毎日行っていました。推薦状は、エッセイの内容を説明した上で、前職の上司2名に依頼しました。
インタビューは特に準備していません。Why MBA?、Why HKUST?、Short/Long term goalは頭に入れていましたが、銀行時代のことやその他のことについては聞かれたことに、普段思うままのことを答えていました。突拍子もないことは特に聞かれませんでした。
キャンパスビジット:香港3校をまとめてビジット
2月の旧正月前に、香港3校(HKUST,HKU,CUHK)まとめてビジットしました。旧正月週であり授業のない週であった為、教授はおろか学生と会う機会もありませんでしたが、HKUST,HKU,CUHKともAdmission Officeで学校の説明に加え持参したResumeを元に質疑応答する機会がありました。
※海外の休日を事前に調べることはこの時の教訓としてあります。
最後に:アジアMBAの情報を自分で集める
世界のMBAの中でも、特にアジアMBAは情報が少ないです。加えて、よく言われることですが、自分から動かない限り情報は向こうから勝手にやってくることはありません。学校のHPだけでなく、FBや色々なツールを使って情報にアクセスしてみて下さい。アドバイスという意味では、私のあの散々なスコアでも拾ってくれる学校があった、ということです。つまり、TOEFL・GMATだけが判断基準ではなく、その他で大いに挽回できる、ということを受験者の皆さんに伝えたいです。目標だけ見据えて邁進して下さい。