Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ECCジュニア犬山南志水教室

ネイティヴに学ぶ英語表現

2020.11.15 04:57

こんにちは!ECCジュニア犬山南志水教室 講師のTakagiです。


アメリカの大統領選も終わり、新大統領となるべきジョー・バイデンさんや、史上初の女性副大統領となるカマラ・ハリスさんがどんな方か、注目を集めていますね。(一部には「まだ決まってないぞ!」と言ってる方が…)


カマラさんの勝利宣言スピーチ(あの、白いスーツでの…あれもすごく意味があったんですね)を聞いてましたら、ネイティヴの方々がよく使う、私が好んで真似している表現がありました。


それは、「感謝する」という上品な、あらたまった表現…「be grateful to」


We are so grateful to Joe and Jill for welcoming our family into...

(ジョーとジルが私達家族を…に迎え入れてくれたことに感謝しています。)



苦労人だったバイデンさん、オバマさんの時に副大統領だったということで、今回の選挙戦で彼のサポートを受けていましたね。


私はオバマさんのファンなので、彼のtweetはフォローさせて頂いてますが、この中でも最近、

「感謝する」という表現に、「be grateful to」が使われていました。


To all of our veterans and service members, we’re forever grateful for your commitment to our country...

(全ての退役軍人と軍人の方々、我々はあなた方の、国への決意に対し、永遠に感謝します…)



私の学生時代には、感謝の意をあらわす表現といえば、まず


Thank you so much for...

とか、


 I really appreciate it.

とか、


It’s very kind of you to ...

とか習えば良いところでした。



私がこの、「be grateful to」という表現を覚えたのは、ホストファミリーをした時、

お世話したA君のお母様に、


We’re forever grateful to you and your beautiful family...

(私達は、あなたとあなたの美しい家族[めちゃ直訳]に永遠に感謝します…)


と言われた時でした。


「おお、ネイティヴならではの素敵な表現!日本人にはとてもbeautiful familyなんて、小っ恥ずかしくて言えん!」と思いました。


ホストファミリーをした時は、それだけではなく、色んなネイティヴらしい英語に遭遇できました。


例えば、夜到着した彼ら一行を暗い中で出迎え、ウチに滞在するA君を探して、片っ端からその辺のお仲間に「A君知りませんか?」と聞きまくっていた時、


彼の知り合いらしき子が、

「Oh!  Hey, A! I’ve got a girl for you! 」

(ああ!おい、A!お前んとこの女の子がいるぞ!※Takagiは中年のおばちゃんですが、夜マスクしてたので勘違いしたんでしょうね…)


と言ったので「getの現在完了形で完了の意味、又はhave=have gotというイギリス系表現」を使ってこういう言い方があるのか〜と新鮮に感じました。



その他にも印象的な英語表現が色々ありました。


当時中学生だったウチの息子の宿題に、「新しいクラスの学級目標を考えよう。」というのがありまして、

「宿題手伝ってあげるよ!」と言うA君が考えてくれたのは…


「Stay sharp!」


アメリカ人ならでは!だと思いませんか?

和を重んじる日本人が考えがちな学級目標は「みんなで一緒に…」系のものが多いですが、

アメリカ人だと個々にsharp であることに意識が向けられるのか!と衝撃でした。



ウチに滞在したA君は、ある意味ではあまりアメリカ人らしくない、と言うか、shyで感情表現や言葉の少なめな男子高校生でした。お別れの時も、もっと盛大な感じになるのかと思いきや、割とあっさりで…


他の子達はお別れの場で、

「Oh, we’re gonna miss you! 」

(ああ、寂しくなるなあ!※missは〜がいなくて寂しいという意味なので、これから別れて寂しくなる時は未来形で言うのですよね。)

とか言いまくって別れを惜しんでるのに、A君ときたら、最後の言葉が、


「I’ll see you soon! 」

(すぐ会えるよ!)


でしたわ。もう二度と会えないでしょうに、彼は空港行きのバスの窓からこちらを見ることもせずに行ってしまいました。


私はもっと感動的なアメリカンな別れを期待していたので、

「もう!Aったら!私たちと別れても何とも思わないのかしら!」なんてムッとしてました…


が!彼のお母様の話だと、A君は帰国した後えらく日本かぶれして、日本でゲットしたものを部屋に色々貼って、お母様に写真撮らせ、

「それ、(Takagiのファーストネーム)に送っといて!」

と言ったらしい…  


 あれ?そんなにホームステイ楽しかったの?まあ、私達、敢えて日本人らしく精一杯おもてなし頑張ったからね。私、自分が高校生の時の、初めてのホームステイがアメリカで楽しかったから、アメリカにご恩返ししたくて頑張ったの。

そういやあ彼、お別れ前夜に手土産渡したら目がウルウルしてたもんねえ、何も言わなかったけど。


ていうかA君…日本人じゃあるまいに、ちゃんと感情表現しようよ…

(彼が口下手な分、お母様がめちゃ感謝の意を表してくださいましたが(^^;))


…話が大変ずれまして失礼しましたm(__)m



やはり日本で習う以外のたくさんの英語表現(スラングも含め)や文化がネイティヴから学べます。

ただ今コロナ禍なので、直接学ぶのが難しいですから、オンラインでたくさん学びましょう!