香港生活情報(交通・各国アクセス)
香港での生活を始めるにあたって基本的な生活情報をまとめます。特にはじめの生活立ち上げフェーズで必要な雑貨類はTseung Kwan Oにあるジャスコの中に入っているダイソーが安上がりで便利だったり、電子マネーオクトパスカードは日本のスイカ以上に汎用的でまずはじめに作っておくことをおすすめします。
ショッピングモール:生活用品のお買い物・お食事
香港では各MTR(地下鉄)駅に直結する形でショッピングモールがどこでもほとんどあります。HKUSTキャンパスの近くの駅だと、Hanghau、Tseung Kwan Oの2つが特に便利です。Hanghauの駅隣りのビルのEast Point Cityではユニクロや吉野家も入っていたり、Tseung Kwan Oの駅の1つ隣のビルには、ジャスコとジャスコの中に12HKDコーナー(ダイソー)があり、特に、生活雑貨などは香港滞在1年ちょっとを考えると、ダイソーで揃えてしまうのが一番安上がりだと思います。
ショッピングモールの中には、安くて美味しい中華レストランもたくさんあり、Hanghau, Tseung Kwan Oの2つの駅のショッピングモール内のレストランを楽しむだけでも、十分たくさん楽しむことができます。
公共交通機関:MTR、タクシー、バス、ミニバス
香港の交通機関は広域をカバーし、効率的で運賃もお手頃です。しかし、ピーク時はそれなりに混雑します。主要な交通機関としては、大型の2階建てバス、16シートのミニバス、電車、フェリー、地下鉄(MTR)があります。
タクシーも多く見かけます。タクシーは車体の色で走行している地域が異なります。赤いタクシーは九龍及び香港島を、緑色のタクシーは新界地区、青いタクシーはランタオ島を主としています。赤色タクシーは初乗り18HKDで、200mごと、もしくは1分ごとに1.5HKDずつ加算されていきます。地下トンネルをくぐる場合、トンネル利用料を支払う必要があります(例えば香港島から九龍地区に移動するような場合)。緑色タクシーは初乗り14.5HKDで、200mごと、もしくは1分ごとに1.3HKDずつ加算されていきます(53.5HKD以上は1HKDずつの加算)。
MTRは空港エクスプレスを含め10本のラインがあり、市街地のほとんどをカバーしています。MTRは時間帯(6:00 am to 1:00 am)に応じて3~10分間隔で運行しています。運賃は距離に応じて4HKDから最大33HKDです。
ミニバスは黄色い車体に赤か緑色のルーフです。赤いルーフのミニバスは2階建てバスの停留所と制限区域を除く、任意の場所で乗車、下車ができます。緑色ルーフのミニバスは決まった順路を走行します。フェリーは香港島と九龍、及び中環といくつかの島(ラマ島など)を結びます。香港の公共交通機関についての詳細は Public Transport Enquiry Service (PTES) で確認することができます。
Weather Signals:シグナル8、ブラックレイン
香港は時折激しい雨風にみまわれます。香港政府は台風シグナルと呼ばれる5段階の警報(低い順に 1, 3, 8, 9, 10)を発令して注意喚起を促します。とはいえ、台風が香港に真正面から直撃する機会はあまり多くありません。台風シグナルの他に、3段階の暴雨警告(弱い順に、琥珀、赤、黒)のというのもあります。台風シグナルが8以上、もしくは暴雨警報が黒の場合、外出せずに室内に留まることが推奨されます。向こう7日分の天気予報はHong Kong Observatoryで確認できます。
気候・服装:夏は暑いがエアコンがガンガン
香港では、ほぼ全ての公共の場所(オフィス区画からショッピングセンターにいたるまで)や一般家庭にはエアコン(クーラー)が設置されていいて屋内の暑さ対策は万全です。その一方、暖房設備を備える建物はほとんどありません。夏季期間は、屋外では涼しくい格好で、室内では(エアコンが強めの場合があるので)薄手のジャケットかセーターがあるとよいでしょう。冬季期間は前述のとおり暖房設備は期待できないため、暖かめの格好が必要になります。梅雨の季節(同時に暑いことがほとんど)はレインコートよりも傘を携帯する人が多いようです。
電気:BF型のコネクタを買っておくと便利
香港のコンセントはBF型と呼ばれる3口ソケットのもので、電圧は220Vです。最近の家電製品は海外展開を前提に設計されているため、形状さえ揃えれば220Vでもそのまま使える場合が多いです。日本の量販店でBF型を変換するコネクタを買っておくと便利かもしれません。
水:WHO基準は満たしているが市販の水購入をおすすめ
水道水はWHOの基準を満たしたものですが、飲料用としてはあまり適していないようです。市販の水を購入するか水道水の場合は煮沸してから飲むようにしてください。
食事:中華だけでなく多様、Openriceでチェック
香港は食の都とも呼ばれ、食事面ではとても充実しています。中華料理をはじめ、西洋料理を含めどんな国の料理も味わえます。書店に足を運べばたくさんのグルメ雑誌を目にすることができるでしょう。Hong Kong Tourism Board, OpenRice(香港の食べログ的な存在)はオンラインで参照できるグルメガイドです。食事の値段は(当然ですが)食べるものによって異なります。ほとんどのレストランでは、10%のサービス料が代金に加えて請求されます。
電子マネー:オクトパスカードを購入
Octopus(八達通)は旅行、ショッピング、食事などの場面で利用できる便利な電子マネーです。Octopusカードにはマイクロチップが内蔵されており、電子的にチャージ金額を保存します。Octopusは香港で幅広く利用されており、タクシーを除く交通機関、コンビニ、ファストフードレストラン、スーパーマーケット、自動販売機、公衆電話などで利用可能です。”タッチアンドゴー”で必要な料金が自動で差し引かれるためとても便利です。日本で言えばSuicaのような感じといえば分かりやすいでしょうか。
香港国際空港に到着したら、すぐに空港エクスプレスのカスタマサビスセンタでOctopusを入手することをオススメします(OctopusはMTRの各駅でも購入可能です)。初期購入時には50HKDをOctopus自体のデポジットとして、初期チャージとして100HKD(あるいはもっと)支払う必要があります。デポジットはOctopusが不要になった場合返還されます(物理的に損傷していなく、マイクロチップが壊れていない場合)。
申請すれば学割料金も受けることができる
26歳以下の学生は “Student Status” 付きの個人Octopus カードを申請でき、学割料金でMTRを利用できます。申請方法は次のとおりです。Students’ Union Officeで申請書を入手する必要事項を記入した申請書とHKUSTの学生証をStudent Affairs Officeに持参し、内容確認及び承認を得る承認済みの申請書をMTRカスタマサービスセンタに持参する90HKDを申請料金として支払う。初回申請者は20HKDの返還が受けられる個人Octopus カードはMTR金鐘駅のStudent Travel Scheme Officeにて申請日から21日後以降に入手できる。詳細は領収書を確認のこと
Student Affairs Office, HKUST
Location: 5/F, Academic Building,
Phase I (via Lift 3), HKUST
Tel: (852) 2358 6655
Students’ Union, HKUST
Location: 4/F, Academic Building,
Phase I (via Lift 2), HKUST
Tel: (852) 2335 1732