4回生TR 東侑香
夏頃にばっさり髪を切ってイメチェンを果たしたショートがとてもお似合いの同期TRさやちゃんから指名をいただきました。
がっぴーこと27期TRの東です。
こう名乗りましたが、気づけばヒガシと呼ばれることも多くなりがっぴーと呼ぶ同期プレーヤーは片手に収まるくらいになったのではないかという状況です。他の同期スタッフは名前で呼ばれてるので、今さら名前で呼ばれることに憧れを覚え ゆうか でスタートを切ればよかったと思ったりもしました。相談すると鼻で笑われ多分誰かわからないよと言われました。
つまらない余談は私の専売特許ではありますが、今回は拙いながらも少し真面目に書きました。
とは言いつつも何を書こうと悩みながら見切り発車で適当に書き出しては出口が見つからず…を繰り返し切羽詰まっての蔵出しです。人の目に触れる文を綴るのは初めてで緊張しているので温かく見守ってください。
4年間この部活でトレーナーとしてやってきて何か残せただろうか と考えた時に胸を張って挙げられるものがなくて後ろめたい気持ちになってしまう自分がいるのは情けないですが事実です。
トレーナーの仕事にはゴールは無く、手探りのことも多い。それが魅力で入ったけれど、それゆえに壁にぶつかること、悩むこともありました。人と向き合うことも難しかった。どんなに頑張ったってフィールド出られないから直接勝利には貢献できない。トレーナーやっぱ向いてなかったんじゃないかな そう思う時期も何度かありました。それでもどうしても同期の3人が、トレーナーが、同期が、ラクロス部が大好き。私の一番大きな原動力はヒトでした。
とは言ってもやはり勝負の世界、試合に勝てばそれはとてもとても嬉しいし、負ければ悔しい。勝った時のあの空気は極寒のグラウンドから凍えて帰ってきてポカポカの湯船に浸かる瞬間より幸せで、阪大ラクロス部はその幸せを味わえるチームでした。その時間が大好きでした。
今年はコロナで全日が無い、リーグすら開催が危うい、そう聞いた時はこのチームが大好きだから大丈夫、何も心配ない、引退まで続ける以外の選択肢なんてないそう信じて疑いませんでした。しかしやはり勝利はおろか試合すらあるかわからないの状況には悶々とさせられました。あぁ、あの幸せはもう味わえないのかな、このまま続けていいのかなと悩むときもありました。でも、ラクロス部が大好きだから続ける、こんなわがままな気持ちで踏ん張れました。
対人練習が復活し、徐々に練習試合もできるようになり痛感したのは男子ラクロス、その競技自体がやっぱりどうしてもカッコいい。なんだか親戚のおばさんみたいだけど、部員一人ひとりが愛おしいです。
最後ひとつ私のわがままを言うと、やはりこのチームで勝ってあの空気を感じたい。ラスト1戦まであと3週間残された時間はわずかですが一日一日を大切に過ごしたい…。こんなふうに思えるなんて、確実に私の中ではたくさんの大切なものを得ていました。自己中だけど何か残せてなくても、わたし自身に残っていれば十分なんです。
最後に素敵な景色を一緒に見られるよう、全力を尽くします。
次は、念願が叶い仲良くなれたソース顔代表Gの藤井くんです。先月はすごい頻度で食事に行きいろんな話をしましたが熱い思いはなかなか対面では話さないので心に何を秘めているのか知るのが楽しみです。