若い芸能人が知るべき、ライフプラン(人生計画)の重要性
【芸能コラム】 NHKが報じた番組記事「子どもの貧困 学生たちみずからが現状訴える」が問題を呼び起こした。母子家庭の女学生の貧困に対する訴えだ。出演した女学生のツイッタで貧困らしからぬ写真がアップされた、としてネットユーザが紛糾。国会議員の自民・片山さつきがNHKに説明を求める事態になった。そして片山に対し、俳優・渡辺謙の前妻で女優・杏の実母である渡辺由美子等が反論。
子どもへの貧困の意識が激突した。
この問題には。芸能人自身も注意したい内容が入っている。芸能人というものは、はじめ所得(収入)が低く貧困的な生活を送るコトが多い。夢の実現や家庭的な経済理由で芸能界入りするが、現実は甘くない。低所得な時期が長く、成功確率も低いタメ、人生設計が必要だ。それはライフプランニング(人生計画)。高所得者・富裕層がファイナンシャル プランナと共に計画する、人生の計画書だ。
<その夢で食べていけるのか>
NHKに出演した女学生は、アニメ関係の学校に行きたかったという。しかし卒業後の就職や所得(収入)について、彼女は知っているだろうか。他者の記事でも触れているが、低所得者が低所得者になる循環だ。一方、苦難が多い分、芸能人はブレイクすると所得(収入)が増え、安定路線に入るコトができれば一般的なサラリーマンよりも裕福となれる。よって絶対数的に芸能人の親御さんのご家庭は、高所得者以下が多数を占める。
女性の場合は、グラビアが手っ取り早い。女優・歌手・声優等の芸能人の他、作家・アニメータ・会社経営をするにも、グラビアが手っ取り早い。それは水着になるだけで知名度が上がるチャンスを、たくさん貰えるからだ。それなりの容姿は必要であるが、以前の様に美人でないといけない、優れたプロポーションでないといけない、という時代ではない。アイドルやグラドルが壊してくれた。
知名度が上がれば、正直、色々やれる。逆にどんなに真面目に夢を追いかけても知名度が低いと、何もできない。これが現実。
アイドルよりも需要が長いグラビア
基準は二十四歳。アラサーでも芸能デビューできる女性はいるが、彼女達は社会的な実力が伴っているコトが多い。通常は二十四歳までに仕掛けて、成功してないなら、路線を変更する。三十歳までには社会的に認められる資格を取るか、それまでのグラビア活動で培ったコネで路線変更を狙う。アイドル等と比べ、グラビアはコネが何倍も多い。大手事務所に入れれば、アイドルでも可能性があるだろうが、現在はグラビア活動でコネを増やす方が確実性が高い。ただし、AV界に引き込んだり、優しい言葉で利用してくる輩がいるコトも知っておかねばならない。
そう、重要なのはライフプランニング。今はウェブ上でもある程度の計画が、少しの質問で分かる。例えば「e-ライフプランニング」。夢などを実現させる前提で、人生の所得(収入)に関するおおまかな未来が分かる。もっと簡単なものであれば、「ライフプラン シミューレーション」。年齢が上がるにつれて、所得が増える理由は不明だが、よりおおまかに未来が分かる。他にも銀行や生命保険の各社が同じ様なサイトを設けている。
女性が芸能人を目指すなら、二十四歳までにグラビアで知名度を上げる。その後にやりたいコトをやり始める。そして、それがダメであったなら路線を変更する。
(了)