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二十四節気ヨガ 「小雪 虹蔵不見」

2020.11.23 00:04

小雪 虹蔵不見(にじかくれてみえず)

虹が見えなくなるきせつということです。

二十四節気「晴明 虹始見」の対となっている候です。

虹が見られるとその日は1日幸せな気持ちになれます。

神様がくれたプレゼントのような、この地の神秘を垣間見たような、これからきっと幸せが訪れるような気持ちになりますね。

その虹を見る機会が減ってしまう季節とは…なんだか寂しいですね。

虹が見られると条件として、

・空気中に水蒸気があることk

・日の光があること

・太陽の角度が低いこと

だそうです。

なので、夏の夕立の後が見られる確率が高いのですね。

冬の虹、きっと見られることを期待して雨上がりの日差しのあと、太陽を背に空を見上げてみようと思います。


さて、今回は前回に引き続き、骨盤の深層筋、梨状筋を伸ばし、腰痛を改善するポーズです。

針の穴通しのポーズ、「スチランドラアーサナ」

サンスクリット語でスチが針、ランドラが輪という意味です。

木に捕まって休んでいるコアラにも見えることからコアラのポーズとも言われています。

片足を外に開き膝を曲げて反対の足に引っ掛け、足の間から針の穴に糸を通すように手を入れて、

両手で引っ掛けた方の足を持つのですが、脛を掴むのが難しい場合は、太腿の裏側や、開いた足の外くるぶしを持って引き寄せても同じ効果が得られます。

この時なるべく仙骨を床につけておくようにしましょう。

股関節は球関節なので、足を前に上げる、後ろに上げるほかに、内旋外旋の動きがあります。

深層部にある外旋六筋はその名の通り股関節の外旋、外股になったときに働く筋肉です。

梨状筋とその他の筋肉で坐骨神経を挟む形になっているため、

特に梨状筋が緊張し硬くなると腰痛や痺れ痛みを生じる梨状筋症候群の原因になったりもします。

座って立てた膝に片方の足を外に開いてかけたり

椅子に座って同様に片方の足を外に開いてかけて体を前に倒しても同じ効果が得られます。

デスクワークの合間に腰が凝り固まったら、このポーズで休んでみても良いですね。