人が放つエネルギー
人や物が光って見えるという経験を時々します。皆さんもありませんか?
私がハッキリ覚えている最初は、中学生のとき。
同級生が部活の休憩時間に冷水器の周りで仲間と談笑しているのを見かけました。
汗だったのか、窓から差し込む光だったのか、キラッキラに光って見えて、「わぁ、人って光るんだ~!」と思った記憶があります。
舞台上のアーティスト、通りすがりの子供の笑顔、朝日が昇る頃の山の端、道端の草や木も、エネルギーに溢れたものは、キラキラ・イキイキ・ツヤツヤに感じます。
山積みの中から物を買うときや、部屋に活ける花を庭から摘むときは、「うちに来てくれるひと~!」と呼びかけて、光って感じる子を連れて帰ったりします。
人や物、みんな何かを発しています。それをキャッチできるチャンネルが合うとき、縁が繋がるのかなと思います。
私の師匠はこんなことを言っていました。
「石をめくると生きものが隠れている。
海に筏を浮かべると魚が寄ってくる。
屋根があれば居つくものがある。」
妖怪ウォッチでいうところのジバニャンとかフユニャンとか…、あまり詳しくないのでもっと適当な妖怪が色々いるのかな。
人が住まなくなった家は不思議と早く痛みます。
閉鎖したお店の駐車場など、ビックリする程あっという間に荒れていきます。
人が出入りする建物や土地は、大した手入れをしなくても元気です。
人が放つエネルギーって凄いですね。
出入りが途絶えると、そこのエネルギーバランスが変わるのでしょう。
育成も破壊も自然の摂理、人間の目には荒れていくように見えても、自然に帰ろうとしているのかもしれません。
それくらい人が放つエネルギーは周りに影響するのですから、人と人が活かし合うことも、壊し合うこともあって当然ですね。
相性が合わない人とネガティブなエネルギーをぶつけ合って暮らすのはとても辛いことです。(そこから学ぶ必要がある場合もあるでしょうが。)
せっかくなら自分も共に過ごす人も居心地良く、力を発揮し合え、高め合えるチームで居られたらいいですね。
良い縁にチューニングできますように。
「お散歩中の朝の光」