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ふかや音楽教室

捉え方

2020.11.17 22:26

ふかや音楽教室のAくん。

21歳。


Aくんとのレッスンを始めて7年が経ちました。

最初の頃は、とにかく部屋から出たくて何度も脱走したり、マラカス、ハンドベルなどの楽器を渡せば噛みちぎり、、、

嫌なことがあるとパンツをおろす。

そんなレッスンでした。


その原因は、私が「ことば音楽療法」に囚われすぎていたから、、、

全く発語のないAくんに、ことば音楽療法で促し、何らかの方法でコミュニケーションがとれるようになりたい!

と、私ばかりがそう思っていたんだと思います。


でも、ことば音楽療法の枠から少し離れ、まずはAくんの好きな事を中心に行うレッスンに切り替えて、その中で少しずつことば音楽療法を取り入れていきました。


あれから7年!

少しずつ声が出るようになり、数え歌も一緒にできるようになりました。

マラカス、太鼓、ベルを渡しても、噛みちぎることはなく、楽器本来の使い方ができるようにもなりました。


そしてなによりも、椅子に座って集中して机に向かえるようになったこと!

今でも足は机の外に出てることが多いのですが、

「足を入れる」と歌うと、ちゃ〜んと机の下に足も入れてくれるようになりました。


2年前から数え歌を取り入れ、あひるを1羽ずつ箱の中に入れる、という練習を始めました。

お母さんからは、

「先生、5年はかかりますよ!」と言われていたのですが、なんのなんの、2年でここまでできるようになりました✨


「2年でここまでできるようになった‼️」


と捉えるのか、


「2年かかってこれだけ⁉️」


と捉えるのかは人それぞれだと思いますが、私はこの2年の彼の成長スピードは、新幹線以上だと思いました🚄


肢体不自由の支援学校に12年間通い、現在生活介護事業所に通所。

手帳は最重度。


まだまだ可能性がたくさんうまっています!

Aくんの可能性をたくさん引き出せるように、これからもことば音楽療法で関わっていきたいと思います❣️