緑の環境プラン大賞にてコミュニティ大賞を受賞しました!
この度、公益財団法人都市緑化機構の主催する「第31回緑の環境プラン大賞」にて、当施設屋上花壇のリニューアルプランがコミュニティ大賞を受賞しました。緑の環境プラン大賞は全国から緑化プラン(計画)を募集し、優れたものを表彰すると共に緑化工事の助成をおこなうことで豊かな環境作りや地域づくり、生活の質の向上等を目指すものです。
今回の受賞について、11月18日(水)付けの十勝毎日新聞に取り上げて頂きました。
応募の経緯
今回受賞した「地域の遊び場・憩いの場 かけはしパノラマ屋上ガーデン」のプランは、当施設の屋上ガーデンを地域に開放して活用するため、今年1月からリニューアルプロジェクトを発足させて取り組んできたものです。
当施設には地上から屋上まで上ることのできる大階段があることから、施設利用者の方のみならず、地域の皆さまにも来て楽しんで頂ける屋上ガーデンとはどのようなものか、スタッフにアンケートを取って、花壇の具体的な使い方やガーデンを使ったイベントなどのアイデアについてまとめ、プランに落とし込みました。
こうしたリニューアルプランを検討していたところ、帯広市みどりの課の方から都市緑化機構の主催する表彰について情報を提供して頂いたことをきっかけとして、緑の環境プラン大賞に応募することになりました。
ガーデンプランの特色
当施設の屋上は、周囲に高い建物が少ないことから、景色を広く見渡せるパノラマスポットとなっています。
今回受賞したプランは、緑のトンネルを設けたり、植物に囲まれながら屋外用ソファに腰掛けてゆったりと過ごせるスペースを設けたりすることで、既存の花壇を子どもから大人、高齢の方まで幅広い年代の方が楽しめるようリニューアルするもので、そうしてできあがった場を活用して「多世代交流の促進」や、「地域における憩いの場、楽しみの場の創出」、「地域への愛着につながる場の創出」などを目指すものです。
これは、昨年度に当施設前庭として造成した「北斗福祉村ガーデン星の庭」と同様に「地域共生」をテーマとしたものであり、今回計画した屋上ガーデンの造成に当たっては、近隣の幼稚園や高校、星の庭で活躍するボランティアガーデナーの方々と当施設スタッフが、来年6月頃の完成を目指してプロセスを楽しみながら協働して取り組めたらと考えています。
造成について
受賞後、星の庭ガーデナーの皆さんと共に、すでに植えてある宿根草の移植に取り組みました。
今後は一部を造園業者の方にお願いしながら、樹木の植栽や芝生張りなど、星の庭ガーデナーの皆さんや近隣の幼稚園、高校等との連携した活動を模索して地域ぐるみで庭造りを進めていければと考えております。
造成については、定期的にこちらのブログでお伝えしますので、ご覧頂けると嬉しいです。
また、表彰状の授与が11月30日(月)に北斗病院にて執り行われる予定となっておりますので、そちらの様子もお伝えしたいと思います。
今後の展開をどうぞお楽しみに!
Posted by 園芸療法士