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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

【数字ちゃんと見てる?】店舗管理者のお仕事②

2020.11.17 07:43



では前回の続きで、

『数字を把握してから行動に移すための5ステップ』を詳しく解説していきます。







①問題を発見する


まずは数字が並ぶ表をみて、違和感ある数字を見つけます。

過去比較や他店比較、普通の数字でないもの、異常値など『あれ?これ何でこの数字なの?』を見つけると問題発見の近道です。

もちろん、売上や動員なんかの基本的な数字は誰でも見れば分かりますから、それよりももっと細かく細分化した『比率』などの数字があると、誰もが見落とす異常な数字を発見しやすいです。



②仮説を立てる


おかしな数字を見つけたら、次はそれが『なぜ起こったのか?』を想像して仮説を立てます。

類似する数字や関連する数字で答え合わせをしつつ『Aが下がってるからBも下がってるかもしれない』など、他の数字も比較対象にしてその仮説をより強固なものにしていきます。

人的な要素(スタッフや店の状況やお客様などの現場では感)も加味しつつ、いかに仮説を立てるかはセンス、又は勉強しだいです。




③解決策を考える


『お客様はこう思っているかもしれない』

『この比率を上げるには、これが必要かもしれない』

と仮説が立ったら、それを解決するための仕掛けを考える必要があります。


解決法は人に聞く、ググる、本を読む、パクるの4つが一般的ですが、笑

やはり1番は〝まずやってみる〟

これしかありません。

自分が立てた仮説があってるのか?間違ってるのか?をちゃんと期限をきめて分析しましょう。


そのために必要な次のステップが〝数値の目標〟と〝行動の目標〟を決めることです。




④数値目標をたてる


数値目標→立てた仮説を解決するために必要な数字、結果のことです。

この結果を全ての基準にし、改善に努めます。



⑤行動目標を決める


行動目標→数値目標を達成するために必要な行動計画と、その頻度や期限を決めることです。

いついつまでに〇〇を◇◇件実行する。

ここまで具体的にしないと、チームでやる場合は人によってムラが出るので上手くいきません。


決められた行動量をキチンとこなすことで、それもまた合ってるのか?間違ってるのか?を確かめることができるんですね。







さてこんな感じで、数字を把握してからちゃんと行動に移すことで求められる成果を得ることができます。



美容室に限らずどの業種でも、ここまで考えて行動してこそ管理者と呼べます。

この行動計画をもとに経営者さんに判断を仰ぎ、あとは実行していくのみです。



一見難しいようですが、慣れてくればナチュラルにこの5つのステップを踏めるようになりますので、頑張ってみてください😌