トリママ奮闘記! ~子どもの発達が不安なママへ~
子育て中、誰もが感じる"不安"や"孤独"。
コロナ禍で、集まる場が少なくなり、直接共有する機会が少なくなっている時だからこそ、子育てママたちと悩みを共有したい!そんな想いから、【トリママ奮闘記!】として、トリママの育児奮闘体験をお届けしています。
第五弾は、子どもの発達について悩むママへ伝えたいメッセージをお伝えします🤲
・トリママ紹介
4歳と2歳の兄弟のママ Sさん!
出産前は、街で見かける親子のやり取りを見て、いつか子どもがこんな風に元気に大きくなって、普通にやり取りをして楽しく子育てをしていくんだろうな..というイメージを持っていたそうです。
出産後も、特に”しんどいな..”と感じることもなく、むしろ”育てやすい!”と毎日楽しく育児に奮闘されていたそうです。
・性格?個性?..不安がよぎる
1人目のお子さんが10ヶ月検診を受ける時期。
母子手帳のチェック項目をいざ開いてみると「あれ?これもできないかも...」という項目が多かったそう。
実際、検診では
”この時期は個人差もあるし、様子を見ましょう”
と言われ、Sさん自身も
"子育てしやすい子だし、大丈夫でしょ!"
とポジティブに考えていたそうです。
元気に大きく成長し、1才半検診の時期に。
この時点で、言葉が出ていないことや、チェック項目内でできないことが多く、
「やっぱり何かおかしい..」
「でも、まだ1才半だし..性格か個性の範囲なのかもしれない..」
いろんな想いが頭の中で交錯していたそう。
検診では、市のフォロー相談を勧められ、市の教室に通うことになりました。
・認めたくはないけれど..
Sさんは出産前まで、発達障害をもつお子さんと関わる仕事をされていました。その分、知識もあるけれど、我が子となると発達障害があるということを認めたくない..と現実を見ることが辛かったそう。
同じ月齢のお友達と比較してしまったり、今まで遊んでいたママ友にも自分からは遊びに誘えなくなっていました。
以前から旦那さんには相談していたものの、”性格の問題だろう!”とかなり楽観的だったそう。親子教室に一緒に参加し、集団での行動を周りのお子さんと比較した時、旦那さんも危機感を感じることに。
このことから、夫婦2人でお子さんと向き合うために話し合いを重ねたそうです。
「世間体と比べてしまう..そんな自分達の見栄よりも子どもの成長を見守ろう。」
ご夫婦で話し合い、お子さんの発達について受け入れることができたきっかけでした。
・子どもの成長が励みに
お子さんが3才を過ぎても、言葉が出なくて何を伝えたいのか分からなかったり..好き嫌いが多く決まった物しか食べなかったり..と辛かったりしんどい時期もあったそうです。
しかし、お子さんの全てを受け入れたことで、成長過程がどんどん楽しみになり、できることが増えると家族で喜び合えるように。
Sさん自身も素直に子育ての喜びを感じ育児に奮闘していく励みにもなっていたそうです。
今やお子さんも幼稚園生!
今後は小学校入学に向けて、勉強への不安や友人関係の不安など、お子さん自身が不安になることもあるかもしれない..そんな時にいち早くフォローして、親としてできることを尽くしたい!と語っていただきました。
・同じ悩みをもつママへのメッセージ
"今"は辛いこともあるかもしれないけど、絶対にグッッと伸びる時期がきます!
その時々で気づかないかもしれない小さな成長も、お子さんの成長を見返した時に必ず気づくことができます!
お子さんの成長を喜んで受け入れてあげることで、親子共々成長することができると思います。
「不安だな..」と少しでも感じることがあれば、相談できる人に相談してください!家族や友人、加えて行政機関を上手に利用してくださいね。
ママが一人で抱え込まないように、知識のあるところに早めに相談して、人に頼ることが大切です。
もちろん、こどもトリニティネットに些細なことでも大丈夫ですので、辛いな…と感じることがあればご連絡ください。
*中母子健康包括支援センター(中市民健康センター内)
電話058-252-0631
*南母子健康包括支援センター(南市民健康センター内)
電話058-271-8130
*北母子健康包括支援センター(北市民健康センター内)
電話058-233-3116
♡誰一人取り残さない
こどもトリニティネットは、これからも「誰一人取り残さない」をモットーに子育てママ達への発信を続けていきます。
孤独を感じた時、誰かと繋がっていたい時、子育てがしんどいなと感じる時、助けて欲しい時。
些細なことでも大丈夫ですので、InstagramやTwitter等で気軽にDMしてくださいね☺️
今後も共感したり、子育ての参考になるトリママ奮闘記を更新していきます!楽しみにしていてくださいね💕