学び方を学ぶ2_第128号
2016.08.24 14:40
本日も、児美川先生の「キャリア教育のウソ」から学び方について引用させていただきます。
P174では、フレイレの「銀行型教育」から「課題提起教育へ」という主張をなぞらえ「銀行型」から「料理教室型」の学習を進めております。
「銀行型」は知識やスキルを学び、それを「貯金」のように貯め込み、この貯金しておいた知識やスキルを引き出しながら仕事や人生を送るというものです。
一方、「料理教室型」とは、料理の「いろは」は教えてもらうけど、その後自分で作ることになる全てのレシピを習うわけでありません。基本レシピの習得を通じて「学び方」を学ぶことになります。後は、実践で応用していくことになります。
この考え方は、「学習の転移」に通ずるものがあると思います。学んだことが実践で使えることを「学習の転移が起きた」と言ったります。
「料理教室型」や「学習の転移」といったように、とにかく学び方を学んで、その後はいかに実践で使えるかが、重要であります。