Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

千葉県柏市 ゆいるーむ~ママとワタシのヒミツキチ~

2021年度から中学英語の難易度UP

2020.11.22 05:00

こんにちは!Yuiです。


今日は、2021年度からの教科書改訂に伴って、中学での英語学習がどうなるかというお話です。

(熱が入りすぎて超・長文になりました)


結論①:一気に難しくなる!(本当に大丈夫なのか??)

結論②:英語嫌いにならない為には英語を得意になるしかない

結論③:生徒さんは頼むから復習して!

(何でもいいから毎日使う!話す!)

(何をやれば良いのかわからなかったら宿題だけはやってくれ!!)


教科書は4年に一度改訂があり、12年に一度大きな改訂をしています。2021年に中学校の教科書がすべて新しくなりますが、これがまさに大改訂の年です。

 

その新学習指導要領で注目されているのが英語です。

①4技能5領域に

聞くこと・読むこと・書くこと・話すこと(やり取り)・話すこと(発表)

②授業

原則、授業はAll Englishで行うことに

③英文法

「仮定法」の基礎/「原形不定詞」/「現在完了進行形」/などを追加

④英単語

3年間で扱う英単語は1600~1800語に (現行1200語)小中合わせて2500語!


中学英語の授業そのものを根底から変えるつもりのようです。説明も指示もすべてを英語でこなすという ALL ENGLISH になるわけですし。

 

各教科書会社の公式サイトには、来年4月からの年間指導計画が掲載されています。資料をもとに、来年の1年生が1学期にどんな内容を学習するかチェックしてみましょう。

英文法を学ぶ時期が、今よりずっと早くなっていることがよくわかると思います。

 

2020年から小学校でも英語を学ぶようになった影響もあります。

今まで中学1・2年で学んできた内容が小学校に降りてきて、高校で学んでいた内容が中学2・3年に降りてくる予定。


『小学校の英語との連携』が必須なのです。

 

小学校英語でつまずいてしまった人は、もう入学直後から授業についていけなくなるのでは。中学から頑張るぞ!と意気込んでいても、すべてを英語で説明される授業だったら、気持ちが萎えてしまうのでは? しかも、千葉県は中1の成績も調査書に記載するんだから、あっという間に取り返しがつかなくなり、、

プログラミングなどの新しいことに授業時間を奪われ、コロナ禍で授業時数も減っているのに、小6生は英語をしっかり身につけて中学校に進学できるのだろうか、、


小学校では、既に新しい学習指導要領のもと、新しい教科書を使って授業が行われています。小学英語は週2回、英文法の指導はナシで、「What do you want to do ?」「I want to play soccer.」などフレーズを学んでいく形式で進められているようです。


しかし、それだけでは足りないでしょう。

系統だった知識の裏付けなしでは、中学校の授業についていくのは大変になるはず。

入学から夏休みまでの間に、英語が苦手教科として固定されてしまう人がゾロゾロ出てくるのではないでしょうか。

特に1学期期末テスト。苦戦するんじゃないかなぁ・・・。英文法がたくさんあるだけじゃなく、英単語もたくさん掲載されることになり、 覚えなきゃいけないことがたくさんあるわけで、この事実だけでも難易度がグンと上がることになります。

これは現中1・現中2のみなさんも同じことが言えます。英語はカンタンなんてのんびりしてられるのも今年まで。


今より英語が苦手になる生徒が増えるのではないかと思います。かつ、今までの文法中心の授業ではなく、英語は言語としてのコミュニケーション力をつけることを重視されます。

もっと具体的に言うと、机上で文法を学んで単語を覚えればいいという話じゃなくなるということです。


口に出して使うというのが重視されて行き、間違えると怖いから、正解が分からないと口にできない、というのは通用しない。


そういう環境になれば得意な子はより得意になるでしょう。

「そこそこ得意」というのはなくなって、できるか、できないかという2極化になっていくになっていくかと。

また、今まで評価されなかった、話すことに適性がある生徒はより評価されていくでしょう。これは良い点だと思います。


恐らく、中学英語の授業では、覚えたことを使ってコミュニケーションができるようになることを目指す授業内容が入ってくると、「話す」指導まで入るのでひとつの単元に掛ける時間が増えます。

今まで文法指導に当てていた時間が使われるようになるので、文法指導が薄くなる可能性があります。

その結果、学校外での学習(自己学習にしろ、どこかで学ぶにしろ)が重要になってくると思われます。


はい。というわけで、コミュニケーション力も語彙力も文法も全て大事なわけです。

これさえやればいい、週1回1時間通ってればいい、なんてことは有り得ません。


お子様が早いうちから「自主的に」課題に取り組めるようになるには、親御さんのサポートが必要です。


遅くとも小学生になったら、自分でテキストを開き、自分でCDや音声アプリの番号をセットできるのが理想。

できるようになるまでは、手を貸さずに口で誘導し、見守る。


それが習慣化すれば、いちいち親御さんが宿題やりなさい!と言わなくても、がっつり横についていなくても、聞く前には終わっているという素敵な日々が・・・(笑)


今後の6年間の為に、今の数ヶ月~一年は根気強くサポートしてあげてください。



今6年生の生徒さんは、残りの4ヶ月、今やっていることを含め、今まで習ったことをしっかり復習しましょう。

教科書改訂とはいえ、教室で文法、語彙、4技能、中学校の内容はこの数年のレッスンで教えました。あとは繰り返し繰り返し使っていくしかない。


高学年になると塾が優先になりがちですが、中学でもAll Englishのレッスンについていくには、英会話教室はやめても、英語はやめないでほしいと思います。

例えば、4年生で退会し、中学までの2年間全く英語を話さなかったら、あっという間に忘れます。

それまでの時間とお金、生徒さんと親御さんの努力が水の泡です。


もうこれだけ話せるから大丈夫!という、ある一定のレベルまで行けば、多少ブランクがあっても感覚を取り戻せるのですが、そこまで達していなければ、普段使わない言語、言葉はすぐに忘れます。一瞬です!!


(私は語学学習が好きで、スペイン語、韓国語、アラビア語etc...色々な言語をかじってきましたが、せっかく覚えたのに忘れてしまったことばかりです。アラビア語に関しては何にも覚えていません(^_^;))


ステイホーム推奨の今、進級&進学前に是非、英語学習習慣を身につけてください。


次回の新規生徒募集は2021年度(4月入会から)の受付になります。体験レッスンは3月に受付再開致しますので、しばらくお待ち下さい。