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and blue company

自分が思っていないよりずっと

2020.11.22 19:29

とても些細な、本当にどうでもよいニュースで、突然涙が出た。


それを自覚したら、心がどんっと突き動かされ、嗚咽をこらえるような悲しみに襲われた。


あれ?


自分はとくに平気だと思っていたのに、なんともなくそれなりに日常を過ごしていると思っていたのに、

本当はそうじゃなかったのかも。


コロナ禍になって、なんとなく世界に溢れている混乱やネガティブな感情の渦。


誰かが誰かを攻撃したり、誰か叫びをあげている今の世界に、

心は傷ついていたのかもしれない。


世の中が自粛して動けなくなっていても、私はずっと忙しくて、休めないままここまで来て、

疲弊の中でも気が張り続けていたから、気づかなかった。



でも、やっぱり傷ついて疲弊してたんだ。



世界は変わった。

いい意味でもよくない意味でも。

数ヵ月前まであった店が居抜きになっている。

道に増えていく路上生活者。

マスクをはずせと集まる人々。

恐怖と混乱。



医療従事者たちは逃げ出せず、ひたむきに仕事をしている。

アーティストたちがそれぞれの方法で叫んでいる。

政治家はズレた言葉を発し、日常を失った人たちは叫ぶ声すら出ない。


いまは非常事態なんだ。


そんな世界の空気は、

家から出ない日々でも呼吸していたのだ。


自分が思っていないよりずっと、

私は苦しかったんだ。


もしかすると、そんな風に知らぬ間に悲しみに押し潰されていたひとは、たくさんいるのかもしれない。


それでもつづく日常に、ただおきあがるしかなく。



愛の歌をすがるように聴いた。

音楽には、不思議な力があることを、太古の昔から人間は知っている。


さて、この時代をどう生きようか?

まずは泣けるときは泣こう。

自分のなかで起こっていることを受け止めよう。

そして、