AIに代替されてしまう職種_第129号
2016.08.25 14:27
8/27号の週刊ダイヤモンドは、AIの特集をしており、AIに代替されてしまう職種を挙げております。
【ホワイトカラー機械化代替率ランキング】
1位:経理事務員
2位:貿易事務員
3位:銀行窓口係
4位:一般事務員
5位:医療事務員
(中略)
17位:人事係事務員
18位:診療情報管理士
19位:会計監査係員
20位:学校事務員
21位:行政事務員(県市町村)
22位:行政事務員(国)
23位:テレフォンアポインター
(中略)
30位:税理士
AIは、専門的な知識が必要であっても、一定のルールで定型化された仕事を得意としているため、このような結果になったようである。詳細については、週刊ダイヤモンドを参照してください。
上記の職種は一定のルールで定型化された職種となりますが、仕事はそんな単純ではありません。つまりこの点は代替されないということになります。経済同友会の提言には「肉体労働→知的労働→価値労働」と言っておりましたが、まさに「価値労働」が代替されない仕事であり、そこは人間しかできないものとなります。
労働力人口が減っていくと言われておりますが、一方で経済産業省の試算では、AI・ロボット化で735万人の雇用が減り、特にバックオフィスで145人の雇用が減るとしている。
つまり、労働力人口は減るが、AIが代替してしまえば、人が余ってしまうということになります。
ここをどのように切り抜けるか?
それは、自律型のキャリア形成しかないように思います。