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Booking.com式煽り術〔UI研究〕

2016.08.31 22:00

外資系のOTAはとにかくABテストをたくさんするという。同時に100も200もテストをまわしているというまことしやかな噂がある。

そんなこともあって、サイトを見るたびにUIやギミックは変わっているように見えるが、とにかくどういう煽り方をしているのかを、特にギミックや文字があふれているBooking.comを例に一通り見てみたい。


ホテルリストである検索結果とホテルのページを見てみる。

こちら2枚が検索結果。


こちらがホテルページの下部。

煽りを大別すると、以下のようになる。

・価格が安いことをアピール(セール中、割引率、本日特別価格)

・希少価値であせらせる(残室数、最後のチャンス!、今予約があった、人気部屋)

・サイトの特徴アピール(キャンセルできる、現地払い可能)

・施設の特徴アピール(誰向けか、口コミの高得点項目、セール中)


しかし驚くのが文字数の量と色使いの多様さだ。

よく見るとゴチャゴチャしているのだが、色使いの濃淡のメリハリやフォントサイズ、時間が経つと消えるなどの工夫でそんなにうるさい感じはしない。

とにかくABテストをたくさんやっているということなので、人やブラウザによっても違うだろうし、またしばらくして見てみると変わってるだろうから、またいずれ見に来るとしよう。