酪農学園大学獣医学類【一般】岡本慧太
現役生の時志望していた獣医系の大学にすべて落ち,滑り止めで受けた国公立大さえ落ちてはじまった僕の浪人生活ですが,終わってみるとあってよかったなと思います。VETに入るにあたってかなり不安もありましたが,今はVETが獣医受験の近道なんじゃないかと思います。(他の塾や予備校に高校時代かよったことはないので,根拠はありません。)参考にはなるかわかりませんが,僕が合格できた理由を自分なりに考えたものですが挙げていきます。
まず1つ目として先生たちです。ここまで獣医受験に対して詳しい先生方が集まった予備校はないと思います。獣医学科のある大学は少ないため競争率も高くなります。なので情報も合格のための重要なカギになります。それに確実に実力を伸ばしてくれる先生たちです。僕は英語が一番低いときで偏差値40しかありませんでした。自分でも勉強しましたが,それでも偏差値50前後にしかなりあせんでした。しかしVETに入り偏差値65ぐらいまでとれるようになりました。それに数学でも模試などで安定して高得点をとれるようになりました。個人差はあると思いますが,それでも先生たちについていけば確実に伸びると思います。相談にも親身になってのってくれたり,中だるみしているときには厳しくしてくれる良い先生たちだと思います。
次に勉強法です。1つ目に挙げた理由ともつながってしまうことなのですが,これが合格できた最も大きな要因だと思います。先ほど挙げたように僕は英語が苦手だったのですが,その苦手の克服のために大きく働いたのが音読です。試験には絶対に長文問題があります。いちいち全部を日本語で理解しようとしていたら,短い試験時間では無理です。しかし現役生のことの僕はそうでした。それが僕の英語ができなかった原因だと思います。しかし音読をしていくことによって英語の語法だったり,単語だったりに慣れて英語のままでもなんとなく理解できるようになり,速く読めるようになりました。最初は効果が実感できないと思いますが,数ヶ月でも続けると効果が実感できるようになり,またそれが楽しくて続けやすくなると思うので,最初は面倒くさいと思いますがとにかく続けてください。それにVETでは音読道場というものがあり,僕のときだと朝と夕方に30分間と時間割が決まっていたのでやりやすかったです。あとこれはすべての教科にいえるのですが,復習が大事だと思います。これは基礎ほど大切だと思います。背伸びして少し難しい問題にいきたい気持ちもあったり,こんな簡単なの余裕だからいいやと思うかもしれませんが,試験ででやすいのは基礎の方だし意外に忘れてます。短い試験時間では思い出す時間も無駄になります。体に覚え込ませるぐらいやってもまったく損はないです。VETでは授業の終わりにリトライという時間があり,その日の授業の再現や自分のまちがえた部分をまとめる復習ノートをつくったりできます。それを利用するのも良い手だと思います。
3つ目の理由は予備校全体の雰囲気です。獣医専門ということでやはり獣医師を目指す人たちばかりです。なのでみんな動物が好きだったり,とにかく趣味が合いやすかったり,すぐに打ち解けあってすごくアットホームな雰囲気です。でも逆に獣医学科のある大学は少ないためみんなほとんど同じ大学を受けることになるので,必然的にライバルにもなります。すごく近いところに友人でありライバルである人たちがたくさんいると,互いに切磋琢磨しやすく勉強にも打ち込みやすいと思います。
最後に,これは人それぞれだとは思いますが,何をするにも前向きに取り組んだ方がよいと思います。暗い気持ちだと勉強も捗りません。良いイメージを持って自分の夢を叶えていってください。