「脳波を記録しながら、ギターでアドリブ演奏をする実験」

2020.11.23 23:34

「脳波を記録しながら、ギターでアドリブ演奏をする実験」に参加しました。

阪大のNICT脳情報通信融合研究センター(CiNet)が行なっている実験「脳波を記録しながら、ギターでアドリブ演奏をする実験」に参加したのです。FBでその実験に参加されたミュージシャンの報告があって、報酬(約2時間で8,000円)も結構良いし、ということで申し込みました。

そんなに難しいことをやる訳ではありません。注意点と言えば、リズムとるのに体動かしたり、頭ふったりしないこと。微弱な電流を測定するので、動くことで発生する不必要な脳波を記録しない為だと思われます。実験中、鼻をすすったり、すこし咳払いしたりすると、脳波の乱れが大きかったです。つまり、ピックを動かす手と、弦を押さえる手だけをうごかすことが求められます。まばたきも出来るだけ少ないほうが良いみたいでした。

アメリカのグレートフルデッドというバンド(今はデッド&カンパニー)のミッキー・ハートは演奏中の脳波を映像化するという試みをやっています。 

下記の映像の中でその一端を見ることができます。

こういう研究が進んでいく中で、人間の創造性のメカニズムが少しずつ解き明かされると思います。

しかし、次のような研究もされていて、単に人間の意識活動をAIで模倣しても、感情は脳だけで作られているのではないという研究もされています。

この実験に興味を覚えた方は下記をご覧ください。今回の募集は11月末までのようです。

実験で使用のギターとアンプ