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演劇ユニットWreathe

りーすのこばなし①演出

2020.11.25 09:00


こんにちは、演劇ユニットWreathe代表兼演出の相田です。



演出という言葉は、日常生活でもよく聞く言葉です。演劇の稽古においても、いくつか役割があります。


・その舞台がより面白くなるように

 見せ方を工夫する

・更に良くなるように

 役者やスタッフに指示出しをする

・全体のバランスを見て調整する  など…


いわばオーケストラでいうところの指揮者に似ています。全体をまとめ、観客が楽しめるように創意工夫を考える役職です。

その演出は、毎回の稽古の内容を考えて、稽古を仕切ります。


今回は、演劇ユニットWreatheでどのような稽古が行われているか簡単にご紹介します!



ラジオ体操

毎回最初に必ず行っています。なんとしっかり第2まで。

ラジオ体操指導者の資格を持つメンバーがいるので、いつもお手本になってもらいます。

第2の方はかなり苦戦を強いられているメンバーも…。


シアターゲーム

シアターゲームとは、俳優に必要な力を楽しみながらつけることができるゲームのことを言います。

その数は無数にあり、Wreatheでは相田が作ったゲームをよく行います。

その中で、今回は稽古で実際に行っているシアターゲームをいくつかご紹介します。


①名前おに

1人ずつ自分が呼ばれたい名前決めます。

→1人鬼を決めてゲームスタート!

→鬼にタッチされそうなとき、自分と鬼以外の誰かの名前を呼びます。

→呼ばれた人と鬼が交代します。呼ばれた人は「はい!」と挙手をしながら返事をします。

鬼にタッチされる前に名前を呼べればセーフですが、名前を間違えたり、正しく名前を言えなかったりして、タッチをされたらアウトです。


②たるえだ

プレイヤーは適度に散らばって同じ方向を向いて、その場で走るマイムをします。

しばらくしてお題を出す人が「たる」もしくは「えだ」と言います。

プレイヤーは「えだ」と言われたら、枝が目の前に現れたと想定して、ぶつからないようしゃがむマイムをします。

「たる」と言われたら樽が前から転がってきたことを想定して、その場でジャンプします。

さらに、上記に加え「低いえだ」「大きいたる」などもあります。

高さや大きさによってマイムを変えていくことで、演技の練習にもなりますね。


③ウィンクキラー×人狼

こちらは相田考案のオリジナルゲームです。

めちゃくちゃ頭を使うし、人がどんどん倒れていくので超ホラーです。笑

もともとウィンクキラーというゲームがあります。人間の中にキラーが一人混じっていて、そのキラーにウィンクされた人間がばったばったと死んでいくというものです。

全員が死ぬ前にウィンクキラーを見抜ければ勝ちというゲームなのですが、通常のウィンクキラーのゲームに人狼ゲームの要素を付け加えたのがこの『ウィンクキラー×人狼』というゲームです!

メンバーには大変好評で、毎回ルールを変えながら実験的に行っています。


エチュード

これは場所や人物など、簡単な設定は決めた上で、台本なしでアドリブで行われる劇です。大抵は2〜3人ずつでグルーピングして行うのですが、事前の打ち合わせなしで、いきなり舞台上でアドリブで劇をするのでけっこう難しいです。

でも慣れてくると色んな展開が生まれたりしてとても楽しいです。


ざっと書きましたが、こんな感じで基礎稽古を行って、その後に公演に向けた台本稽古をする、という流れです。



公演本番は来年の夏なのでまだ期間はありますが、メンバー一人一人真剣に楽しく芝居と向き合っております。


情報も今後どんどん公開していくので、ぜひチェックをお願いします!


今回は以上です。ありがとうございました!



代表 相田直宏