アトリエ制作中
毎日のヨガを始めて、いろんなことがどんどん変わってきた。
なんでかなーって思ったのだけれど、すごく単純なことだと気が付いた。
私は7歳からバレエをやっている。
小学校5年生くらいから週に3回くらいのレッスン、
多いときは週に5回のレッスンやリハーサルがあったので、
比較的、痩せていたし筋肉質だった。
体に筋肉がある時は、いつも自分の中に熱い火のような物が燃えていて
何かやろうと思った時はすぐに動き出せる準備ができていたし
ひらめきに溢れていて、軽かった。
子どもが産まれてきてから、身体の水分量や脂肪量がぐんと増えて
それと同時になんだか穏やかでやさしい気持ちでいられるのだけれど
なんとも腰が重く、行動力が落ちてきたように思う。
そういうことを「安定感が増した」という
ポジティブな表現で表すこともできるのだろうけれど
ずっと表現の世界や現場で風のように生きてきた私にとっては
「私これでいいのかな?」「この幸せ感はありなのかな?」
と、ちょっとハテナが残っていた。
毎日のヨガのおかげで溜まりに溜まった脂肪がちょっとずつ削がれて行って
筋肉量が少しずつ増えてきた。
(筋肉がつきにくい体質なのでそんなでもないです。パッと見、普通のポッチャリ系です。)
「あれ、なんか動ける?」
「あれ、なんか軽い?」
筋肉量が変わると心持ちが変わる。
身体の中のエレメントが少しずつ少しずつすっかり入れ替わって
安定感は残したまま、ちょっとだけ「火」が足された気がした。
そんな中、気が付いたら
「一人で制作する時間が欲しい。」
という欲求が。
私のもともとの性質がむくむくしてきた。
家族を持ってから、みんなでいることが楽しくて
家の中に「自分の場所」ってものを持っていなかったのだけれど
そもそも私って実はすごくマイペースで、
一人の世界に入って没頭する時間が必要な人だったということを感覚的に思い出してきた。
なんで今まで忘れていたんだろう?
多分脂肪たっぷりのカラダが私の心を重くしていたんだな。
ある意味、孤独に制作していた時代の寂しさを埋めるように
家族の温かさやゆるさを満喫していたんだな。
子育て寝不足で疲れ貧血体質が悪化してたんだな。
色々体験したかったんだな。
( 実は貧血に関しても問題があったのが、
グルジ瞑想でグルジに手助けしてもらい急に体質に変化が。ただいま経過観測中。)
そんなこんなで、ただいま家の中に私の部屋製作中。
子どもはまだずーっと家にいるし、どれだけ集中できるかはわからないけれど
ずっと頭の中に溜まっていたものを少しずつ出して行こう。