「Hochzeit im Walde」Else Wenz-Viëtor

こちらの古い絵本はElse Wenz-Viëtor（エルゼ・ヴェンツ・ヴィエトール）の「Hochzeit im Walde（森の結婚式）」という絵本です。

作者のエルゼ・ヴェンツ・ヴィエトールの絵本は「クリスマスのてんし」が日本語にも翻訳されており、昨年の12月にはこちらのinstagramでも紹介させて頂いた本ですね。

日本では余り知られておりませんが、彼女は1920〜30年代にはドイツで最もよく知られた絵本作家の一人で、2010年代の今でも、彼女の絵本はドイツ本国では復刻出版され続け、今でもなお、愛され続けている作家のようです。

こちらの絵本「Hochzeit im Walde」も何度も重版された作品で、当店のものは1949年のものです。表紙のダメージは目立ちますし、紙はヤケてしまっていますが、それがかえって魅力となっている素敵な絵本です。

ある羽虫の、結婚式に至るまでの様子が描かれた絵本で、各ページにカラーイラストが有り、文字は少ないですね。

写真のクライマックスの結婚式のシーンは、織り込まれたページを開くと絵が広がる、少しだけ凝った作りになっているのも嬉しいです。

この年代の刷は珍しいものですので少しお値段がしますけれど、お手許にあれば、宝物の一冊になる絵本だと思います。

結婚式の絵本ですので、そういう方へのプレゼントにも、良いかもしれません。

オンラインストアのほうでは他のページの写真も見ることが出来ますので、是非ご覧ください。

当店在庫はこちらです。

「Hochzeit im Walde」Else Wenz-Viëtor