【アンケート結果】iddmの女性患者さんの服装や持ち物の工夫
Latte xx.のショップオープン前、お店で取り扱うお洋服・雑貨のアイデアを見つけたく、
主にTwitterのフォロワーさん方にご協力をいただき、「インスリン治療をしている女性患者さんの服装と持ち物についてご質問」というタイトルのアンケートを実施しました。
75名の女性の患者さんおよびiddmのお子様をお持ちの親御様からご回答をいただくことができ、「インスリン治療をしていることで、服装の制限を感じることがあるか」「着たいお洋服を着るためにしている工夫」「病気のことやインスリンを打っていることを周りにオープンにしているか」などについて、いろんなお気持ちやアイデアをお教えいただけました。
実施時、まだLatte xx.のことも何も情報を出さず、いきなり「協力してください」と不躾なお願いをしてしまったにもかかわらず、これだけ多くの方々にお時間とっていただき、本当に感謝しています🙇♂️
ご協力いただきました方々、どうもありがとうございました(*ˊᵕˋ*)💕
それで、回答結果について、「ほかの患者の皆さんのご回答を知りたい」というお声を多数いただいていたこと、またみなさまのおしゃれの何かお役に立てれば、と思い、個人を特定できない範囲内で一部、ブログへ公開させていただきたいと思います🌹🌹
(なお、こちらはweb上のフォームを用いて、任意回答にてアンケートを実施しております。団体や医療機関等で大々的に実施したものとは異なり、あくまでもTwitterの繋がりに頼り、個人の範囲で調査・集計をしたものですので、その点ご理解いただきご参考程度に、ご覧いただければと思います🙏)
💜概要
回答数:75名(女性患者さんご本人72名、iddmのお子さんをお持ちの親御さま3名。)
糖尿病の種類:74名が1型糖尿病、1名が2型糖尿病。
年齢層:〜高校生が8名、〜35歳が45名、それ以降の年齢の方が21名。(非回答1名)
回答者の治療方法はこちらです。👇
注射orポンプでは、半々くらいの割合で回答をいただけました。
では以下より、質問項目とみなさまからの回答を一部、ピックアップして掲載いたしますね。
💜インスリン治療をしていて、服装の制限を感じることはありますか?
何らかの制限を感じているという方が8割。具体的には、
・ワンピースはポンプをつける場所を考え、着るのを躊躇してしまう。着られない。
・仕事のとき、職場の人との飲み会ではあまり人に見られずにすぐ注射が打てるような格好をするようにしている(お腹に打つなら上下セパレートなど)
・リブレの場合、二の腕が隠れる長さの半袖を選びがち。
・体のラインが出ない服やポンプが目立たない服、ポケット付きを探す。
・気軽にトイレに行けないような場所へ行く際は、ワンピースではなくセパレートタイプを着る。
・人に質問されるのが面倒なので、ポンプやリブレを隠したい。
・ポケット必須なのでフォーマルな服装の時ほど困る。(ポンプユーザーの方より)
・ポケットや引っ掛ける部分にポンプの重みや違和感を感じる。すぐ落ちる。
・着物や浴衣などの和装のときに服の上から注射が打てない。
などの意見がございました。
反対に、「服装の制限を感じない」と答えた方の意見はこんな感じでした👇🌷
・親しい人、職場でもよく話す人には病気のことはオープンなので打つときに隠す必要もなく、服装も特に気にならない。
・まだ幼稚園児で、ワンピースや露出の多い服を着る機会がほとんどないため。
・服に合わせて注射を打つ場所を変えているので服装は気にしない。(セパレートならお腹。ワンピなら太もも。それもしにくければ腕、など。)
注射ユーザーの方は、着るお洋服の形状について、比較的融通が効きやすいようですね🌟
周りの方にどれだけ理解があるかや、ご自身のファッションスタイルも、気持ちの違いに関係しているようです(U 'ᴗ' U)♬
💜ポンプや注射のために、お洋服で工夫していることがあれば、教えてください。
<ポンプ関連>
・ワンピースの下にショーパン等を穿いてポンプをつけている。
・ワンピースの下にベルトをつけて、ポンプを引っ掛けている。
・ポケット付きの腹巻き、移動ポケット、ランニングポーチを使っている。また、ゆったり目のシルエットの服を選ぶことで、形が出るのを防いでいる。
・ワンピースはボタン(前開き)のものを選ぶか、ポケットに穴を開けてポンプ操作できるようにしている。
・ワンピースはポケットの縫い目をほどき、ポンプを内から外へ通している。
・スパイベルトを窓付きに改造したり、ベルトタイプのポンプケースを作成して使用。幼稚園の中に機械などへの拘りが強い子がいるため、外から見た時の「何か機械をつけてる」という違和感を極力なくした。(幼稚園生の親御さまより)
・ブラにポンプを挟むため、挟みやすい下着を見つける。首元が詰まった服は着ない。
<注射関連>
・たまに出血するため、白地の服の上からは注射を打たないようにしている。
・ワンピース着用時、外出先でお腹に打てるよう、ショーパンを下に穿いている。
・大人数の飲み会だと鞄が近くに置けないことがあるので、ポケット付の服を着用し、注射器を入れている。
・服の上から注射できるよう、冬でもなるべく薄手の洋服を着る。
・ワンピースは前にボタンの付いているものを着ている。
・なるべく上下セパレートの服を選んで着る。
<リブレ関連>
・リブレ付けてる腕にくっつく包帯を軽く巻いている。/サポーターを巻いている。
・リブレをおなかにつけている/太ももにつけている
💜ポンプはお洋服の内側に収納したい(隠したい)と思いますか?
「ポンプをお洋服に隠したい」「外に出していて問題を感じない」のどちらか、という趣旨でお聞きしたものです。ご回答は以下のような割合でした!
「できれば隠したい」という方が多数。
回答の選択肢のバリエーションが少なく、お気持ちを反映できているか少し不安ではありますが、
「隠すと操作に不便」という回答は、「操作の利便性」と「見た目」を天秤にかけたときに、どっちをとりたいかといえば「利便性」というお気持ちなのかな?と感じています。
見た目が気にならない、というのは同じポンプユーザーとしてとても心強い、素敵な考え方だな、と思いました😌❤️
とはいえやはり、おしゃれする上で、できれば表面に機械を出したくないと考えていらっしゃる方が多いようですね😣
他にも色々とご質問させていただいたのですが、まずは上記3項目へのみなさまのご回答をシェアさせていただきました🙆♀️
その他項目についても、後日ほかの機会でご紹介させていただければと思っています。
おしゃれと機能性の両立、同じ病気の患者さん方がどのように工夫されているのか、
どういう風に感じていらっしゃるのかを知ることができて、私個人としてとても勉強になりました。
おしゃれを諦めず、様々なアイデアと工夫で乗り越えているところ、同じ1型糖尿病患者としてとても力が湧きましたし、
(ポンプや注射痕などの外見を)「気にしていない」と言えるのはとてもかっこいいな!と尊敬です。。🌟
Latte xx.としても、いただいた回答をもとに、今後♡かわいい×機能性♡を追求した#t1kawaii なお洋服をお届けできるよう、頑張ります💘
先週のあたたかさから一転。急に寒くなりましたね(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)
お風邪ひかれないよう、お身体ご自愛ください😉
Latte xx.