硬毛化って何？

硬毛化とは、レーザーや光脱毛を行った部位の毛が、

脱毛を行う前より太く・硬い毛になる現象です。

脱毛をしていくうえで起こるリスクの一つで何も毛が生えていなかったところから毛が生えてきてしまったり、産毛が黒くしっかりした毛になることを硬毛化と呼んでいます。

「うなじ　上腕　背中　前腕　腰部　臀部　太腿　顔」などの産毛に起きる可能性があり、

「ＶＩＯ、脇」などの毛質のしっかりした箇所は起きにくいと言われています。

現状、硬毛化の原因はしっかりと解明されていません。

ですが、体質によるものが多いと言われています。

軟毛・短い照射間隔での照射によって発現する可能性もありますし、

体色が濃い場合や、内服薬・他に受けられている治療の影響を受けている場合もあります。

医療脱毛は毛のメラニン色素に反応して熱が発生し、

熱の力で毛の成長に関わる毛根部分の細胞（毛包・毛母細胞等）や発毛因子であるバルジ領域を破壊することで、脱毛効果をもたらすというメカニズムです。

つまり、医療脱毛は毛の黒い色が濃いほど熱に変換しやすく、太く濃い毛には効果が出やすいと考えられます。

一方で、産毛や細い毛はメラニン色素が薄いため、反応しにくく、

十分な熱に変換させることが難しいとされています。

毛に十分な熱が加えられないと、逆に熱の刺激で細胞と周辺組織の働きが活発になり、

結果として硬毛化が起こっているのではないかと言われています。

万が一硬毛化が起こってしまった場合には、まず施術をした病院に「硬毛化になってしまったかもしれない」という事をご相談ください。

初期の硬毛化になる前の状態を知っているクリニックでないとご対応が難しい場合もございます。

なお、湘南美容クリニックではまず医師による診察を無料でさせて頂きます。

そのうえで硬毛化と判断された場合は、

体の防御反応により硬毛化が起こってしまっている可能性もある為、刺激を避けるために半年間期間をあけて頂き照射を行っていきます。

また、医師との診察の際は経過の観察の為に硬毛化対象部位に関してはシェービングせずに来院して頂く様お願い致します。

硬毛化についてご紹介させていただきましたが、硬毛化は100％全員の方に起こるわけではありません。

また、硬毛化のセルフチェックは非常に難しいです。

照射をしてから1～3回目は毛がまばらになりやすく通常の経過を硬毛化と勘違いしやすいことがありますので、

3～4回照射をした上で明らかに毛が太くなっている場合に関してはお気軽にご相談を頂ければと思います。

カウンセリングのご予約をお待ちしております。