腐らず挑む素直さの重要性。
どうしても勉強が難しくて
悩む時期もありますが、
私はそのような子には
素直さと真摯さが伴う限り
丁寧に向き合っています。
少しでも向上が見られれば褒めますし、
本人が頑張ろうと思って、
できるところまではやろうと、
しっかり取り組んでくれたならば、
もう一段上の次元にのぼるための
手立てを講じてゆきます。
また、うちは月曜日は祝日に
なりやすいため、月曜日は
勉強が苦手な小学生のために
時間を開放していますが、
その時間もやはり、その時間までに
自分ができるところまでやってきて、
どうしても分からなかったことを
どうしたらいいか分からない、という
子に対してしか
補強としての指導はしていません。
全てやり終えていることを
確認して初めて追加の指導を始めます。
以前にもブログに書きましたが、
ただっていうのは最も高いものです。
人の余剰を引き出すためには
それなりの準備、努力が要るのです。
ここまでなんとか頑張ったら、
どうしても分からなかったことを
先生がヒントを出しながら教えてくれる、
というイメージを持って
日々机に向かってくれているかどうか。
または、それを待たずに自分一人でなんとか
解決して理解できた実感を
持てたかどうか。
一緒に前進しているイメージを
持つというのは大切です。
だからこそ、そんなイメージを持って
努力している子がいる中で、
やるべきこともやらずに、
授業だけ受けようとする子は
雰囲気を害しますので、今後は
断固とした判断基準を持って
去就について判断をし、
基準を下回るならば即座に
退塾措置をとろうと思っています。
頭がいい子をとりたいのでは
ありません。
課題をあんまやらない子の中にも
まあまあ賢い子もいますが、
わたしの指導経験の中では
大したレベルではありませんし、
わたしはそういうのを
求めてもいません。
頑張りたい子ととことん
向き合いたいだけなのです。
熱心に向き合い、その子自身と
対話して、その子の思考が
一段、二段と上がっていく経験を
共有したいだけなのです。
合格実績よりも、
その子の実力が上がっていくことにこそ
興味を持っているのです。
能力があってもなくても、
努力ができないという一点が問題ならば
必ず後でついてこられなくなりますし、
私がその子の学びの時間以上で
準備した時間で作った授業を
受け取って欲しくないと
心から思うからです。
それくらい日々の授業を
大切にしています。
これだけ言っていますが、
私はかなり優しい方ですし、
頑張りたい子には全く
努力を惜しまないタイプです。
ほとんどの子は、わたしは成績が落ちても
いたずらに怒りませんし、
何を次にしたらよいか?を語る
冷静な人物だと理解しています。
分からないことがあれば
時間外指導も平気でします。
頑張る子にはどこまでも寛容です。
素直さは武器です。
指導者の能力を引き出す力です。